「Music review Questions」~音楽レビューへの向き合い方〜 | とかげ日記

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【日記+音楽レビューブログ】音楽と静寂、日常と非日常、ロックとロール。王道とオルタナティブを結ぶ線を模索する音楽紀行。
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宇宙ネコさんの企画に乗ります。企画の詳細は以下のリンク先からどうぞ。
「Music review Questions」企画、始めます。

・なぜ音楽レビューをブログに書いたり、またはツイッターに呟くようになりましたか?

自分の好きな音楽を紹介したいという思いと自己表現したいという思いの両方かな。
あと、音楽について何か書くということが楽しいから。


・現在レビューの対象にしている音楽のジャンルは何ですか?

主に邦楽のロックですね。MOROHAや宇多田ヒカルなど、ロック以外のジャンルでも自分の胸に響くものはレビューしています。

最近、Cloud NothingsとClap Your Hands Say Yeahの洋楽2バンドの新譜についてレビューを書きましたが、主軸は邦楽ロックです。

邦楽と洋楽の区別なく聴くという方もいると思うのですが、歌詞が日本語詞であり、聴いて理解できることが、自分で小説も書くくらい言葉による表現を重視する僕にとっては優先事項です。

でも、洋楽ロックの有名どころは一音楽ファンとして聴いています。邦楽ロックのルーツでもありますし。


・レビューを書く上で気をつけていることは?

独りよがりにならないことかな。読者の方の目線は常に意識しています。

でも、読者の方を意識していても、抑えきれない自分がレビューに表出していて、そこを自意識の垂れ流しと受け取るか、面白いと受け取ってもらえるか、それがこのブログの評価の分かれ目だと思います。

あとは、単なる作品の評価という視点を超えて、その作品からどのようなことが音楽や社会や人生について言えるのかまで敷衍するということも意識しています。意識しているけれど、なかなかできないのだけどね。


・批判的に書くことはありますか? 書く場合はどんな感じにしていますか?

ディスについては以前は否定的でした。以下の記事に考えを述べています。
【バンドや作品をディスることについて】炎上してもヘイトをヘイトする

でも、だんだん考えが変わってきて、今はディスることを恐れなくなっています。以下の記事に考え方の変化を述べています。
Amazonのレビューで★1つのCDでも(彩瀬まる『神様のケーキを頬ばるまで』)

成長したのか、それとも性格が悪くなっただけなのか…。でも、何かの作品をディスる以上、自分のブログや小説がディスられることも覚悟しなければいけませんね。

批判的に書く場合は、全否定はしないように気をつけています。何か良いところを探すようにしています。あと、上から目線にならないように注意を払っています。


・影響を受けた音楽レビューブログはありますか?(Amazonなどのレビュアーさん、ツイッターのユーザーでも構いません)

クレーター通信
最近はアイドル批評ばかりですが、昔はバンドについても書いていたのですよ。その頃のクレータ通信は神がかり的に素晴らしいです。

とまどいオンライン
筆者の方の生き様が音楽レビューを通して表現されています。自分の思想とレビュー対象の音楽をリンクさせるやり方を学ばせていただいた気がします。あと、批評は対象となる作品ではなく批評だけを読んだとしても感動できるものなのだと改めて気づかされました。批評もまた一つの作品なのだと。


・今までレビューを書いた中で一番気合いを入れて書いたアルバム、楽曲を教えてください。

どのレビューも自分の魂を吐き出すつもりで書いているので、甲乙つけがたいです。

・あなたにとって音楽レビューとは?

自分と音楽の間の絆。音楽を聴くことが息を吸うことだとすれば、音楽について書くことは息を吐くことです。

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……と色々かっこつけてみたものの、読者の方には軽~い気持ちで僕のブログを読んでくれたら嬉しいですね。もちろん、刺し違えるくらいの切迫した気持ちで読んでくれても嬉しいですね(そんな人いない)。