昔から、人の気持ちを汲みとる事が苦手だった。
考えれば考えるほど分からなくなり、
相手が考えている事とは逆のことをしてしまい
残念な結果になる事が多々あった。
おじさんになった今でも得意とは言えないが、
昔よりは相手にとって心地よい対応ができるようになったと思う。
これまでの経験で、気持ちを汲みとる上で大事だと気づいた事がある。
それは、ベタだが【目元と目線を見る】事だ。
ことわざで、目は口ほどに物を言う。と言うが、
本当にその通りだと思う。
相手が望まない対応や、環境であれば、
言葉は明るい物であっても、目はこちらを向いていなかったり、目尻が上がっていなかったりする、
そうなってしまった場合は、目線と目尻が上がるように手を変え品を変えて相手の反応を探る。
そうする事で、相手の好きな話題や事柄を見つける事が出来るようになった。
【目元と目線を見る】
これからも続けて行って、自分と接してくれる相手にとって心地良い人であろうと思う、
春の雨の日だった。