自主避難をしている人にお話を聞くことを始めています。
今回答えてくれたのは、yukaさんです。
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yuka さん （私40代、 子ども避難当時 5歳）
（震災当時：千葉県 → 現在：広島県）
（避難 1 回目）
01.自主避難を決めた理由はなんですか？
事故当時、国や行政によるきちんとした放射能対策がとられると思っていました。ところが実際の国の方針が真逆の拡散政策だったことから、
子供を守る為には自衛するしかないと考え、母子疎開を決意しました。
02.避難を考え始めた時期はいつですか？
4月（2011年）頃。母乳検査結果を発表した団体がTwitterで批判されており、世の中の風向きがおかしいと感じはじめました。
千葉にいて、戦うことも考えましたが、世の中と戦う間に娘を被曝させてしまう気がして。。
GWの頃、小佐古さんが子供の被曝量を許容できないと涙の辞任をしたのを見て、
福島の子供が守られないのに、千葉の子供を守ってくれるわけはないと確信し、決心しました。
03.避難を実際にした時期はいつでしたか？
五月中（2011年）に引越しの段取りを決めて、五月末（2011年）に引越しました。04.避難先を選んだ理由を教えてください。
当時妊婦だった妹が既に母子疎開していたので、助け合えるように近所に引越しました。
05.家族構成と避難した家族の人数について教えてください。
旦那、私、娘の三人家族です。 避難したのは、私と娘です。
06.避難前と、避難後の住居形態は？（賃貸・持家・その他等）
また、避難後の住居選びはどのように決めましたか？
避難前は分譲マンションで、今も旦那が住んでいます。 現在は賃貸アパートです。
妹の近所であること以外こだわりはありませんでした。
07.転職等、仕事についての状況はどうですか？
避難前は専業主婦でした。 避難するにあたって、旦那の出した条件は「家賃分稼ぐこと」
五月中（2011年）千葉のハローワークで広島の求人を探しました。
面接の予約を取り、引越しの翌日に面接。
運良く採用して頂き、翌日から出勤。現在もお世話になってます。
08.避難先への引っ越しの際、汚染を気にして捨てた持ち物はありますか？
ありませんが、殆んどのものは千葉で使用中です。09.避難するための総額はいくらくらいかかりましたか？
50万くらい？かな？ 10.避難に対しての周囲の反応はどんなかんじですか？
いわゆるホットスポットではないので、とても他人事な感じでした。娘が喘息なので、特別な家と思われていたと思います。
11.避難先の学校や園選びはどのように決めましたか？
車の運転ができないので、自転車で行けるところ。12.避難後の生活について教えてください。
娘も私もすぐにこの土地が好きになりました。 周囲の人は皆さん親切ですし、保育園でも給食の不安について、親身に対応して下さいました。
また、千葉よりも、被曝に対して意識の高い地元の方が多く、とても心強く思っております。
娘はこの春から小学校に入学し、毎日元気に登校中です。
yuka さん、ありがとうございましたm_ _m
( 2012年4月時点のものです )
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