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3.11 ボクたち私たちの自主避難生活

3.11以降、自らの判断で避難した私たちの生活記録

よっこです。
自主避難をしている人にお話を聞くことを始めています。
今回答えてくれたのは、 つきあかり さんです。

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つきあかり さん (ご本人40歳、パートナー 、娘  )
(震災当時:福島県福島市 → 山口県 → 現在:福岡県)
(避難 1回目、移動はしたので3か所目)


01.
自主避難を決めた理由はなんですか?
かおメルトダウンの危険あると知り、子どもを連れて緊急避難しました。 


02.避難を考え始めた時期はいつですか?
かお 震災発生数時間後



03.
避難を実際にした時期はいつでしたか?
かお震災発生10時間後



04.
避難先を選んだ理由を教えてください。
かお パートナーの実家 → 自主避難を受け入れていた施設 → 子どもの通える幼稚園のあるところ



05.家族構成と避難した家族の人数について教えてください。
 
かお 私、パートナー、娘一人。
避難したのは、最初は家族3人、4月からパートナーは東北へ戻り、母子避難生活に。



06.避難前と、避難後の住居形態は?(賃貸・持家・その他等)
また、避難後の住居選びはどのように決めましたか?
かお 賃貸 → 篤志家(とくしかけ)に家を貸していただいています。 



07.転職等、仕事についての状況はどうですか?
かお 1年経ち、パートナーが職場を変えました。



08.避難先への引っ越しの際、汚染を気にして捨てた持ち物はありますか?
 
かお  屋外にあったもの。震災後購入し、福島市内で使っていた中古車。



09.避難するための総額はいくらくらいかかりましたか?
かお 計算していません。遠距離の二重生活なので、ものすごく交通費がかさんでいます。


10.避難に対しての周囲の反応はどんなかんじですか?
かお避難の相談をいくつか受けました。直接きつく非難されたことはありませんが、何回か、非難をうけたことはあります。



11.
避難先の学校や園選びはどのように決めましたか?
かお最初に入った保育園に通えなかったため、もともと通っていた保育園と方針の似たところを探して、相談、見学し、ためしに1週間ほど母子で通って決めました。



12.
避難後の生活について教えてください。
かおまだ家族離れ離れの二重生活で、落ち着く移住先を見つけられずにいます。
それでも、娘はようやく、ここでの暮らしに慣れ、友達もでき、土地の言葉を話し、元気に暮らしています。

小学校に上がる来年までには、中期的な落ち着き先を見つけようと考えています。
まだまだ先の見えないフクイチの状況、今後起こりうる大地震に備え、いつでも機敏に動けるような構えを維持しつつ、娘に安定した暮らしを与えられるように、模索中です。



つきあかり さん、ありがとうございましたm_ _m
( 2012年5月時点のものです )

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