低賃金で高度な仕事を献身的にするのが当たり前という世間の勘違い→天下りの否定によるホンネとタテマエの両立の崩壊、政治家による官僚統制強化によるイエスマンの増殖→政治家の悪事のもみ消しをする志の低い財務官僚など、そしてついに官僚機構の劣化と崩壊の危機へ。

 

安倍政権での政治家による官僚の人事権の掌握は、自分の能力を勘違いした政治家による行いだった。能力の低い指揮官のもとでは官僚も本質的な仕事ができない。世襲で出世した政治家はむしろ官僚に教えを請うべき立場なのを理解しなかった。さらに前の話だが、蓮舫氏のような学識の浅い別の意味で勘違いした人に上に立たれるのは、官僚にとっては苦痛でしかなかっただろう。

 

そしてついに当然の帰結として、官僚を志す優秀な人がいなくなってきた・・・。愚かな政治は国を滅ぼす。まさしく国家衰退レベル。

 

ここでも女性の活躍が活路を開く可能性がある気がする。女性の方が男性のように唯々諾々とサービス残業などしないので、官僚の女性比率が上がると仕事の適性化につながり、結果として職場の魅力が増すように思う。