最初にイスラエルにテロを仕掛けたのはハマスだ。音楽フェスで無差別殺戮し、人質をさらっていった。さらに、千発のミサイル攻撃をしかけた。ほぼすべて防衛システム、アイアンドームに迎撃されたが。

 

したがって、イスラエルに反撃の権利があるのは事実。ただ、やりすぎだと世界が感じている。一般人の被害が、自国の受けた被害より二桁多い。まだ足りないというのか。

 

パレスチナ一般人の被害が3万人を超え、世界からイスラエルが非難される現状は、テロリストのハマスにとっては大成功で、さぞかし満足しているだろう。家族を殺された人はハマスの支持者になる人も多いだろうし、イスラエルはハマスを根絶するどころか増やしているではないか。テロリストは倫理的な対応をされるほど窮地に陥るのに、さらに非道な仕業で報復するのはテロリストの術中にはまっている。

 

これ以上一般人の被害を拡大させ続けるなら、ネタニヤフはヒトラーやプーチンとどう違うのか分からない。イスラエルはハーバード大を初めとするアメリカの大学生の抗議を重く受け止めるべきだ。アメリカ国民の支持まで失うようなら、イスラエルの未来は厳しい。