日経新聞の調査によると、日本のITエンジニアの給与は採用時は諸外国と比べても悪くないが、経験を積んでも他業種と比べて上昇率が低く、課長級の年収は中国の7割だという。ITエンジニアは産業界全体にとって大事な戦力であり、このままでは日本の国力にも影響がでそうだ。

 

はっきり言えば、日本の給与を決める立場の人が無能ということだよね。経営者に、仕事の重要性の評価とその仕事に対する適切な対価を払う能力が欠けているということ。残念ながら、日本には無能な経営者が多いということだ。年配な人ほどITリテラシーが低いことを考えると、経営面での老害の可能性もあるのかな。なかなか後進に責任を引き継がない高齢経営者の増加。経団連の高級高齢者クラブ化などもありそうだしw

 

システム障害に起因する大きなトラブルといえば、みずほ銀行のシステム障害とか、最近では江崎グリコの出荷停止問題(システム開発はデロイト トーマツ コンサルティング)とか。素人目にも明らかな、ITエンジニア軽視の代償を支払わされている企業はあるね。

 

いっそのこと、その会社のITエンジニアの給与から推定される経営者の能力ランキングでも作ったらどうだろう w

経済力のビッグマック指数ならぬ、経営者能力のITエンジニア指数 w 残念ながら、この経営者能力指数は日本でしか有用性がなさそうだ。どこぞの大学の研究室がやったらどうかな。