ハードシンセの音源は時間が経つと目新しい音じゃなくなっていくのは分かってて、そこをナントカっていうのがダウンロードコンテンツなのが今の時代なんですね。


かれこれ10年以上はこの傾向が続いてると思います。


JD-XAもDLCが増えて充実してるのですが、もっぱらフロア向きの音ではなく、単純にオケに入れる音ばかりなんですねー。



フロア向けで使えそうなトガった音は全体の1割程度で、ある意味JD-XAのDLCとしては正しいのかもしれないって思わせられます。


まあそもそもJD-XAというかアナログ指向のシンセって、自分で音を作るのが基本なので、一緒に搭載されてて音作りが少し違うSuperNatural音源側を上手く使ったサウンドがDLCになるのが自然かなぁーって思わせられます。


やはりDLCでフロア向けの音を構成するならGAIAですね。



一時期、GAIAとJupiter-50をメインにしてたのですが、この頃はフロア向けサウンドが作りやすかったですね。DLCの音をメインに楽曲を構成してるだけで新しかったですから🤣


じゃあなんでJD-XAにすんねんって話になるんですが、JD-XAにしか出せない音があったり、JD-XAじゃないとやりづらいことがあるからなんですね。

ぶっちゃけ、GAIAで出せる音はJD-XAで出せますし、Jupiter-50のPad系なんかもJD-XAなら出せちゃうので、この2台が1台にまとまったような感じになってるJD-XAに環境を移行しちゃったわけです。


今見ると2018年の年末くらいに買い替えてますね😊


その頃はパッチャーとオーディオメインで楽曲構成してたのと、日本から出て海外で少し生活しようと思ってたので、JD-XAの真価に迫るみたいなグル的活動はしてなかったわけです。


それで2019年の11月から半年くらいマレーシアとカンボジアでノマドワークして、2020年の5月に日本に戻ってからはゲームにハマってって感じだったんですね🤣🤣🤣


結構長い間ゲーム漬けだったんだなぁーって自覚しました🤣


さてこのJD-XAの素晴らしさですが、いじり倒してないとはいえ、すごくよく分かってます。知れば知るほどRolandの粋が詰まった製品だと思わせられます。


初心者がすぐに感心できるのは、ライブでの音色変化をノブで簡単にやれることですね。表現を与える方法が簡単なわけです。アナログ音色はレゾナンスで結構大きな変化を与えられるので、ライブでもレコーディングでも刺激を与えるのに有効な音色変化なんです。


RolandはPCで起動できるソフトシンセもRoland Cloudで提供してるのですが、これにはJD-XAやGAIAが含まれてないのです。一方でSuper Natural音源は最初から提供されています。


これが意味することは、JD-XAのアナログエンジンをPC上でモデリングできていない、あるいはエミュレーションがPCハードウェアのスペック的に難しいことを意味しています。


つまり、JD-XAは所有する価値が高いということなんですね。一方でDLCはフロア向けのものを出してくれないので自分で音色を作らなきゃならないのです。


そういうことから、マニア志向のハードシンセなんですね。これが私がJD-XAを愛してやまない理由なんです。


比較的近い時期の製品にSystem-8なんていう素晴らしい製品も出てますが、すでにソフトシンセになっていて所有価値が残念な感じになってしまってるんですね。プラグイン・プラグアウトタイプのシンセなので、コンテンツになる音がデジタル化されてるのでそうなっちゃいますね。


これから少しずつAbleton Live 11とJD-XAをいじり倒していきます。モチベーションが戻ってきたので日々楽しんでます😊