発表がありましたね。
今回はアダストリアがForever 21を23年春に再始動させるそうですね。
ファストファッションではよく買ってたブランドなので、頑張って欲しいですね。
会見で言ってましたが、今回は大量生産大量販売から脱出して売り切りの客単価5800円を目指すのだそうです。
これって言い換えればアダストリアがプランニングしてビジネスを行うということで、Forever 21は日本ビジネスでの戦略的意思決定にはあまり加われないということを意味しています。
ただし商品開発が日本主導で行えるかまでは言及していなく、恐らくですが日本側は店舗開発・運営と輸入商品のチョイス、開発アドバイスまでに留まるのではないかと思わせられます。
.st を運営するアダストリアが実店舗の運営でどこまでForever 21というブランドを上手く使えるか楽しみですね。
1つ気になるのが伊藤忠商事の存在ですね。
商社がマスターライセンスを持つことには私はあまり賛成できないです。服飾業界の中でライセンス管理会社を作って、自立して運用するのが良いと思います。
ただし、アダストリアは販売がメインなので、独自性を出せるかに過度な期待をしてはいけないように思います。日本向けにセレクトされたForever 21商品が販売されるって感じになるのかもしれませんね。
そうなると過去見てきたForever 21とは大きく異なる店舗や商品セレクト・陳列になる可能性があり、ある意味ユニクロの海外版みたくなってしまうかもしれません。そしたらCoenやGlobalWorksなんかと似た感じになってしまうので、どうブランドのポジションをつけていくのか興味あるところですね。
どういう販売設計なのか楽しみです!