この数年、データサイエンティストという仕事が世の中で脚光を浴びてますが、何年かしたらしぼんでいくと思ってます。未来予測はデータサイエンティストが出現する前からやってることなので、今更新しいタイトルがついてるだけのことだからです。
データサイエンスは主に数量化されたデータから未来を占っていくわけですが、色んなモデルや数式を当てはめて、理由をつけて将来の展望を述べるわけですね。
勘のいい人は分かると思いますが、未来は神のみぞ知るものなんです🤣
だからデータサイエンスが適切なのは、過去の状況の分析だけなんですね。未来に起こり得ることは、あくまで起こり得ることで、そんなの誰にでも言えちゃうことなんです。当たったところで、「へぇー」で終わりの話なんです。たとえそれが何回的中したところでですね。
的中したところで、それがあなたにとって何の意味があるんですか? 言い換えれば、あなたにとってどんな良い影響があるのですか?
例えば株価の予測が当たる、馬券が当たる、行動予測が当たる、色んな当たりがあると思いますが、主体として判断し、行動した人は誰なんですか?
あなたの判断と行動がなければ、あなたには何ももたらされないわけですね。
逆に外れたらどうなりますか?
予測に乗ると判断し、行動したのはあなたなんですね。
あくまで未来予測というのはデータを通じた参考見解ということなんです。
当たるも八卦当たらぬも八卦なんですね。
ということはですよ、予測というものを目にした時に、自分が信じたいものを信じ、信じたくないものは信じないことになるわけですね。
占いはその点親切ですね。大きな事故に巻き込まれる可能性があると言われたら、気をつけようと思うわけじゃないですか。これって注意という意識を持ちましょうってことなので、悪い話じゃないんですね。
単純に予測という話に話を変えますが、例えば馬券の予想の場合、専門誌では記者が予想をして◎や○、▲などの印をつけているのですが、あくまでその記者が見た限りでどう思うかなんですよね。
10頭馬がいれば、1-10の馬はそれぞれが一位になる可能性があるわけです。
例えばそれぞれの調教タイム、馬の動き、毛並みや毛色の良さ、気性の良さ、ゲートでの立ち上がりの良さ、レースでの他の競走馬との折り合いなど競走馬としての資質や能力、状態を総合的に判断して、記者は予想をしているわけです。
面白いことに専門誌の誌面が異なれば、記者も異なるわけで、予想が異なることがまま起こります。
記者の提供する状態等の情報、誰が当てるのが上手いのかを読者が判断して、最終的にほとんどの読者が勝ち馬投票をするわけですね。
鉄板レースと言われたレースは多くが鉄板だと思いますが、それでも大波乱が起こるわけです。
人の予測に絶対はないわけですね。
ちなみに数値化できる情報からレースの結果をこじつけることができるのは過去の結果だけなんですね。
実は以前、頼まれて競馬の予測本の情報解析をしたことがありますが、すごく良く当たる本だということで内容を拝見しましたが、過去のレースの高額馬券が見事に的中する本でした。
日付とレース番号の数字で買い目が導き出される内容でしたが、これって行列なんですね。
あっさり見破りましたよ🤣
高額馬券以外は大抵ハズレなんですよ🤣🤣🤣🤣
多点買いなので当たるのもあります🤣🤣🤣
ちなみに予想本が購入された日の予測は全部ハズレでした🤣🤣🤣🤣
古典的なインチキ予想ってことなんですね。
例えば、11レースあるとして、前半6レースでの勝率を判断してから、その予想本を買うという選択ならあまり騙されない気がしますが、どうなんでしょうね?
売る人は賢いでしょうから、カモが集まった早い時間で撤収しちゃうんじゃないかと思いますが🤣🤣🤣
競馬は競走馬のレースなので、実物のレースを見ると迫力があって面白いですし、テレビで見てもやっぱり迫力があってすごいのですが、私は賭けは当たらないですね🤣🤣🤣🤣 そういう星の下に生まれてきたんだと思います🤣🤣🤣🤣
投資相場とは大きく違うなぁーって思いますね。
競馬で勝てる人は強運の人なんだって思わせられます🤣
まあ話が長くなりましたが、予測というのは絶対がないんだって思ってくだされば今日のブログの目的は達成です。
そして予測に乗るのはあくまで自己判断であり、自己責任です。
自分できちんと調べて、自分で根拠を明確にして、自分で予想を立てるという行為は尊い行為です。ぜひ実践してみてください。
例えばダイエット予測なら全部自己完結してやれますよ。
食べたもののカロリー計算、基礎代謝量の算定、体重に体脂肪率、運動消費カロリー量の測定など、数値でデータを得やすいはずです。
身近なところから数値を見ていくことで、身近ではないところのデータ予測に何が不足しているかや恣意的な洞察が入ってるかを見破ることができます。
楽しんでやってみてください。