タイトルを見てピンときた方はきっと素敵な方だと思います。
ジェイムス・ウェッブさんはNASAの長官だった方で、エドウィン・ハッブルさんは天文学者ですね。
ハッブルさんは宇宙が膨張していることを証明した人で有名です。ウェッブさんは、有人宇宙飛行や月面着陸で指揮をした人ですね。
このお二人の名前をとった宇宙望遠鏡があります。
天体観測は一般に地上で行っているのですが、お金のあるアメリカは宇宙空間での天体観測に莫大な費用を投じています。
宇宙望遠鏡はspace telestopeですので、それぞれ、JWSTとHSTという略称で呼ばれています。
宇宙望遠鏡の凄さが何なのかは天体ファンにしか分からない話ですが、地上望遠鏡と宇宙望遠鏡の差を見ると一発でその精度の違いを知ることができます。
大赤斑がある惑星、木星のハッブルの写真はこのリンクにあります。
こちらが、地上望遠鏡すばるによる写真です。
HSTの画像を本で見たときに非常に大きな驚きがありました。
宇宙の果てはどうなっているのか、HSTはディープフィールドという名前で赤外線写真を公開しています。
同じ場所を写したわけではないですが、JWSTではさらに鮮明な赤外線写真を提供しています。
可視光と赤外線のどちらが優れているかみたいな話はどうでも良いことなので書きませんが、息をのむような美しい写真を提供してくれるNASAには感謝ですね。
おそらく今後はHSTで観測したものをJWSTでも観測すると思いますが、私の興味はM16の暗黒星雲です。
星が生まれる姿を捉えたものですが、より解像度の高い写真が提供されることを楽しみにしています。
日本の天文学者の先生は当時国立天文台所属の方も含め何人か知り合いがいて、色々教わりました。
その中には惑星宇宙学の権威となる先生もいて、同僚のお父様だったりしますw
私は天体観測では非常に恵まれた経験ができていて、周辺となる理論物理学の先生やポスドクなどの友達もいます。
私の専攻は情報系で、公開論文は幾何学という私自身変わり者なのですが、学者の皆様も変わり者なので、馬が合うんですね。
物理も数学も面白い学問で、とある仮定を真とした場合で理論が組み立てられています。私たちでは考えもつかない新しい発想で仮説を立てて、現実に当てはめるか論理構築をして主張をするわけですが、とても面白く思っています。
宇宙の最初は小さな1つの点であり、ビッグバンという大爆発により宇宙が膨張し今の形になっているという主張があったり、虚数ならぬ虚時間という概念を用いて説明する人がいたりと、いずれも反証されるまでは真理・真実となるわけですね。
天体は見て楽しめれば良いって私なんかは思っているので、理論物理には傾注できなかったですw
少しでも興味を持って頂けたら、宇宙望遠鏡の写真をあさってみてください。
そして近所でやってる天体観測会に参加してみて、いかに宇宙望遠鏡が凄いのか知ってみてください。
ネットで写真を見てるだけじゃなく、体験することが大切ですよ!
実践あるのみです!
そして何か気づきがあったら、お友達やご家族に話してみてください。
新しい世界を提示することはとても尊い活動です!
そして興味が高じてセレストロンの25cmクラスを買ったら是非観測会に呼んでくださいw
ではでは!