こんばんはー。
Yoyoさん、子供の頃から5000冊くらい本を読んでます。キチガイだからしょうがないんです🤣🤣🤣
この2年くらいゲームにハマって停滞してますが、それでも時折読んでたんですねー。
本題ですが、今、これは読んでおくべきというのが、U理論になります。
この本は外資系企業の人事部長(イギリスの大学院修了)もとても推薦しています。
が、相当本を読んでる人じゃないと結構とっつきづらい本でもあります。
なので、今回私がお勧めするのはU理論入門です。
今の先端企業が目指している環境はU理論で体現しようとしているものとかなり近いものがあります。
最近日本でもアンコンシャスバイアスという言葉が一部の人達で使われ始めてます。バイアスっていうのは偏りなのですが、このコンテキストではバイアスは日本語でいう偏見と同様の意味で、アンコンシャスバイアスは無意識な偏見なわけです。
実はこんなの今になって始まった話じゃないのですが、サービス産業のトップパフォーマーはこの無意識に偏見を持たないように、少なくとも表に出さないように非常に訓練されています。
例えば、過少申告や過大申告が多い顧客に対して、私達は一般に「あのお客さんXXXだから」みたいな思いを持ってしまいがちです。
アンコンシャスバイアスのトレーニングを受けると、過去に縛られず常にフレッシュなものの見方や対応ができるようになります。
顧客の側から見てサービス対応者に何かネガティブな思いがあると感じたら、顧客は良い気分でお金を支払うのでしょうか?
たとえどんな事実が過去にあろうと、それを良しとする顧客は極めて少ないのです。
ご自身に置き換えてみるとより分かりやすく理解できます。あなたがセール品しか買いに行かない店で、セール品しか買いにこないですねって言われて気持ちよく買い物ができますか? 8割の人は行きづらくなるのではないかと思います。
逆に店員の立場で考えると、この人はセール品しか買いにこないという考えが前提に立ってしまったら、プロパーの商品を勧めるだけ無駄だと最初から機会を捨ててしまうことになります。
例は置いといて、この自分の中に持ってしまったバイアスに気付いて、それを取り除いていくことが、自分自身のリミッターを外して能力を上げていくことに繋がっていきます。
この結果訪れるのがポジティブな変化なわけです。このポジティブな変化を生み出していくのがU理論に書かれている様々な話になります。
ここまで読んだ方は、入門からで良いのでU理論を学んでみてください。
人生が変わるか変わらないかは読み方次第ですが、読んで得たものを自分だったらどう使っていきたいって考えながら、自分の考えを短い言葉で良いのでテキストに落としてみると良いですよ。
後から見て、その時自分がどういう影響を受けたのかが分かりますし、振り返った時に自分自身の成長を確認することができます。
一冊の本は一回読んだら終わりという人が結構いますが、境遇が異なるタイミングで再度読むと違う受け取り方が出来ることがあります。
そして繰り返し読むことで、内容が自分のものになり、あたかも自分が考え出したかのように、その本の内容を語ることができるようになります。
ただし、知識やスキルは使ってナンボなので、読み合わせ民がやってるようなある種暗記であったり、仲間内での言葉合わせみたいなことは何も生み出さないのでやめた方が良いです。
自分の言葉で語って行動できることが一番素晴らしいことと思います。
U理論を読むと世界が向かっていく方向が見えます。少なくともグローバル企業の多くが向かっていく方向が見えます。トップマネジメント必読の一冊ですので、知っておいて損はないと思いますよ!
最後に、人の記憶には事実と思いの両方がエピソードとして記憶されますが、事実を思いから切り離すことがサービスの仕事をしてると重要になってきます。これは自分自身で行うべきことで他者に強要するものではなく、事実に言外の意味を持たせないことがコミュニケーションで大切になってきます。
なんでなんでしょうね? 相手側に共感を示すことはとても大切なんですよ。でも自分に共感を引き寄せる必要はないのです。
お仕事ってそういうもんじゃないんでしょうかね?
相手側から現状が辛いと言われた時に、「私もなんですよ」って言ってしまったら、この時点でプロのお仕事じゃなくなっちゃうのでしょ。
「大変ですね!」で共感を示すだけで十分なんです。
色々詰め込んじゃいましたが、また明日😊😊