こんばんは。


たまには毛色の違う話でも。


私たち人は道を歩いてて、車を運転してて、突如ここどこだっけと僅かな時間ですが考えてしまうことがあります。


顕著なのは普段使わない道ですね。

セカンドラインとして使う道でもこういった心理が生じることがあります。


この過程を観察すると、現在位置を見失ってから、現在位置を回復するまでをプロセス化することが可能であるように思えます。


最初に自分が現在位置を失っていることに気づきます。ここどこだっけっていう感覚です。


ここから現在位置を回復していくわけですが、回復まで一瞬で終わる人もいれば、数分かかる人もいます。


回復をする際にどういう行動を頭の中でしているかなのですが、ナビ等でマップを見ていない場合、視認できる情報の解釈と、記憶にある情報をマッチングさせています。

例えば見えるファミレス等の建物や看板から場所を特定したり、信号機に付いている地名、信号の配列で特定したりといった感じです。

テキストやビジュアルとして保存されている情報を現在の視認情報とマッチさせて、ビンゴになるものを探すわけですね。

似たような景色の情報があれば誤認することもあります。


例えば、新青梅街道でバーミャンを見て、上石神井近辺だって認識するような感じです。通常はこの動作はごくごく短時間あるいは一瞬で終わってしまうので、その間に自分が道を見失ったというところまではなかなか至らないのですが、時としてそのバーミャンを見ても現在位置を把握できないことがあります。


他にも行動を振り返って、どこで道を曲がったというのを思い出して、ヒントを得て、自分のおおよそ現在位置にたどり着くこともあります。


この記憶からの取り出しと照合の結果がNGだと諦めるまで思い出そうとします。


この照合=確認で視認情報と記憶情報がマッチして、自分の位置が確定できたら一連の行動が完了になります。


なぜこんなことをテキストに落としてるのかですが、単純に自分をナラティブに分析して、そのプロセスを機械的に学習可能にできるのではないかと感じたからです。


こうやって思考の過程を振り返ることで、一個一個無意識の行動を明確にしていけると面白いですね。