こんにちは





暑い時期は外出時の悩みが増えますね


シミや老化の原因になる紫外線や、見た目も匂いも気になる服についた汗など、今から対策をしている方も多いのではないでしょうか




最近は衣類用のスプレーが人気のアイテムです
スプレーすることで、UVカットの機能を持たせられるもの、防水、汗ジミ防止ができて便利です




しかし、使い方を間違えると呼吸障害やせきなど呼吸器系の中毒症状をもたらすと国民生活センターが注意を呼びかけています




■衣類にスプレーを振りかけていて入院

 室内でバスタオルに衣類用のUVカットスプレーを使っていたところ、肺障害を発症して入院するという事故があったそうです


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原因は、スプレーに含まれていたシリコン樹脂
噴霧時に肺の中に入り込んで中毒事故が起きたとみられています




防水・静電気防止などの機能を持つ衣類用スプレーには、シリコン樹脂やフッ素樹脂が使われています


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実は、衣類用スプレーを使っている時に換気しないと大変な事態に……衣類用スプレーに使われるシリコン樹脂やフッ素樹脂の粒子は細かいので、吸いこんでしまうと肺の奥まで到達してしまい、呼吸困難などの症状に見舞われてしまうのです




■スプレーを使用する前に成分を確認することと換気が大事

 呼吸器の危険性がある衣類用のスプレーですが、国民生活センターの調査によると吸入についての注意表示を行なっていない製品もあるとのことなので、使う人が各自で注意した方がいいでしょう




まず、スプレーの成分表示の欄を見て、シリコン樹脂やフッ素樹脂が使われているかどうか事前にチェックしておくこと




また、衣類用に限ったことではありませんが、顔に向けてスプレーしない、換気をするなどして、スプレーの気体を吸い込まないようにすることも大事です




■小さな子どもがスプレー缶で遊ぶ危険も

 そして、スプレーが危険な点は、小さな子供が誤って使用することです




大人が使っているのを見て、子供がおもしろがって真似するというのはよくあることです




しかし、スプレーの場合、人の目の前で噴射したり、噴き出した気体に飛び込んでいったりすると大変な事態に






有機溶剤を使っているものであれば、子供の手の届かないところにしまうなど注意している家庭が多いでしょう




しかし、日常でよく使う衣料用スプレーはつい洗濯機のそばや玄関に気軽に置いてはいないでしょうか




小さな子供がいる家庭では、衣料用スプレーも危険な物として子供の手の届かない場所へしまうようにしましょう




 粒子状汚染物質PM2.5の危険性が報道されていますが、実は身近で使う衣類用スプレーも同じような呼吸器トラブルを起こす危険性があります




特に今の季節は、紫外線防止や汗ジミ防止等で使う機会が多くなりますので、換気を良くしてスプレーの成分を吸い込まないように十分に気を付けてくださいね




 それではまた




最後までお読み下さりありがとうございました