こんばんは




 イライラした時には乱暴な言葉を、疲れた時にはネガティブ・ワードを連発してしまうもの




しかし、そのせいでさらに苛立ちや失望が募り、嫌な気持ちから抜けられなくなってしまいます




「言葉づかい」を変えるだけで、感じ方はガラリと変わります
ストレスを増やす言葉づかい、減らす言葉づかいについて考えてみましょう




■「毒気たっぷりな言葉」が嫌な気持ちを増やしている

いつも心に太陽を~毎日ポジティブ笑顔で ハッピーに♪ よぉよのブログ~-何気なく口につく言葉が毒気たっぷりになっていませんか?.jpg(何気なく口につく言葉が毒気たっぷりになっていませんか)

 嫌な気持ちになる時、どんな言葉が頭に浮かんでいますか
「ふざけんな」「うぜ~よ」「めんどくせ~」・・・・・・こんな爆発しそうな言葉で頭がいっぱいになっているのではないでしょうか




ですが、知っていましたか
実は、ちょっとした怒りで口につく「言葉づかい」そのものが、ストレスを増やしている可能性があるのです




そもそも、嫌な気持ちになった時、その気持ちを吐き出したくなるのは自然な反応です




口に出せば、抑えていたモヤモヤが解放され、すっきりします




ですが、最初に口につく言葉が「ふざけんな」「うぜ~よ」「めんどくせ~」といった言葉なら、それだけでは終わりません




その「毒気たっぷりな言葉」が呼び水となって、頭の中には攻撃的、否定的、嘲笑的な言葉があふれ、止められなくなってしまいます




こうした言葉を言えば、ひとまずスカッとしますが、その後の苛立ちは何倍にも膨らみます




さらに、そもそもその毒気たっぷりな言葉は、本当にあなたの気持ちに近い言葉なのでしょうか




■ふと浮かんだ言葉から毒気を抜いてみると

いつも心に太陽を~毎日ポジティブ笑顔で ハッピーに♪ よぉよのブログ~-言い方一つで絆は簡単に壊れてしまうもの.jpg(言い方一つで絆は簡単に壊れてしまうもの)


 一例をあげましょう
約束の時間を30分すぎても来ない恋人
駅の改札から出る人を眺めながら、心の中には「遅いな」「どうしたんだろう」と、心配や苛立ちが募ってきます




電話をすれば、なんと相手からは「あ、忘れてた・・・・・・」という返事
そのとき口につくのは、どんな言葉でしょう




「ふざけんな」「超むかつく」と言いたくなるかもしれません




しかし、それを言う前に、もっと別の言葉を探してみましょう




意識しないと、毒気たっぷりな言葉がそのまま口についてしまうものですが、もっと別の言い方もできるのです




たとえば、「まさか、ひどい」「どうして困るなぁ」という言い方
すると、どうでしょう出した言葉によって、感じる苛立ちがまったく違いませんか




これは、自分の気持ちにウソをついているわけでもなく、また、無理にポジティブ・シンキングを試みているわけでもありません




実際に、当初本人が感じていた気持ちは、「ふざけんな」「超ムカつく」より、後者の「まさか、ひどい」「どうして 困るなぁ」に近いはずなのです




なぜなら、怒りは「第2感情」であり、「ふざけるな」「ムカつく」は、「ひどい」「困る」の後に浮かぶ言葉だからです




つまり、毒気たっぷりな言葉は無意識のうちに自分の中で苛立ちを盛りつけ、育ててしまった言葉なのです




いったんそうした言葉を口に出してしまうと、その言葉に引きずられて怒りが燃え盛り「あんたってサイテー」「もう二度と一緒に行かない」と極端な感情、極端な結論へと向かってしまいます




こんな言葉をかけられたら、相手だって黙っていられません
こだまのように反応して「なんだよキレるなよ」と爆発し、2人の関係は最悪なものになってしまうでしょう




実際に、こんな小さなきっかけから別れてしまうカップルも少なくないようです




しかし、最初の言葉が「まさかひどい」「どうして困るなぁ」というシンプルな言葉ならどうでしょう




自分自身も、それほど攻撃的な気持ちになりませんし、相手もシュンとなって、もっと素直に「ごめんね」を言える気持ちになるでしょう




こうしたやりとりができれば、怒りの応酬で終わるような事態にはならないはずです




■「面倒くさい」というつぶやきから意識する不運感

いつも心に太陽を~毎日ポジティブ笑顔で ハッピーに♪ よぉよのブログ~-自分がよく使う言葉を振り返ってみよう.jpg(自分がよく使う言葉を振り返ってみよう)

 また、日常のなかでのつぶやきも同じです
やるべき仕事が増えたり、物事がスムーズに進まくなったりすると、つい「面倒くさいよね」と言い合ってしまいます




この気持ちを共有することで、お互いの煮詰まった気分が少し楽になりますが、やはりそれだけでは終わらないはず




「面倒くさい」に引きずられ、「なんで、こんなことしなくちゃならないの」「あいつのせいだよ、きっと」といったようにその場の勢いで毒気たっぷりな言葉が次々に飛び出してしまうものです




こうなるとグチの応酬が止まらなくなり、当初は思ってもいなかったような口汚い愚痴、悪口へと発展していきます




最初は、ただ「面倒」と感じていた程度なのに、いつの間にか「自分はツイていない」といった不運感、「悪いのはあいつだ」といった他責感が確信となってしまい、ネガティブな思いに囚われてしまうものです




この場合、最初に口に出す言葉が毒気のない言葉だったら、だいぶ感じ方が変わっていたはずなのです




たとえば、「面倒くさい」に似た言葉には、「手間がかかる」「ややこしい」「煩わしい」という言葉があります




「この仕事、ちょっと手間がかかるね」「ややこしいね」「仕事が増えると、煩わしいね」こんな言い方をすれば、急激に不運感や他責感にまで発展することはないのです




このように、ちょっとした言葉の使い方一つで、相手に与える印象だけでなく自分自身や他人、環境、過去や未来へのイメージがガラリと変わります




 ぜひ、普段何気なく使っている毒気たっぷりの言葉をそのまま吐き出さず、他の言い方で口に出してみてください




 言葉づかいを変える習慣を身につけるだけで、ストレスもぐんと減っていくと思います




 それでは…




 いつもブログをご覧いただきありがとうございます