どんな生き物でも平等に死はやってくる



生き物のシステムとして、がんはもうその王手が決まったようなものだ。

王手からのあがきが現時点の医学の現状だろう。




現時点の医学ではまだ、ほぼその王手を回避でききれていない。

しかし王手からのいくばくかの延命をするに至っている。


しかし不完全で苦しさも伴ったりする。

それが現時点の現実。






私はつい自分の手にあるものだけで考えようとする。

あるものはあるし、ないものはない。


それが多分私の恐怖や欲への折り合いのつけ方。



だからこのブログタイトルにした、白秋のフレーズを暗唱する程に気に入ったのだろう。



もうずっとそうやってきて

身に備わりすぎて、諦めきれない心理がわかりきれないのかもしれない。




みんなは何を望むのだろう。



わかりきれなくて、私にとっては折り合いのつくだけども酷い言葉を発してしまいそうだ。






さく鈴