疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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ディープフェイクと呼ばれる技術があり、すでに悪用されている。

例えば、私の動画を他人が本物のように作れるのだ。

私を知る人もそれを見せられれば、私が実際に発言しているように見えるから、信じてしまうだろう。

なりすましだ。

そして、その動画が拡散してしまえば、それは嘘であったとしても、真実になっていく。

大衆に知られていけば、嘘も真実のようになっていくものだ。

嘘も時間をかけ、大量に発信し続けられれば、それがあたかも真実のように信じられるようになる。

多くの人は情報の確認をしない。

多くはただ受け取るだけだ。

人はそんな風にイメージで判断する生き物だ。

人は真実で判断しない。

イメージで決めるのだ。

一度ついてしまったイメージを払拭することは並大抵のことではできない。

歴史問題然り。

人間関係もそうだ。

今日、こういう動画を見た。

これはYoutubeの動画で英語なのだが、字幕で日本語を設定することができる。

Youtubeに同時通訳をしてくれる機能があるなんて、初めて知った。

すさまじく便利な機能だ。

ドラえもんの道具に、ほんやくこんにゃくというグッズがあったのを思い出した。

ほぼほぼ、実現しているのだ。

そのお陰で私はこの動画を観ることができる。

訳がなければ、わざわざ見ないだろう。

見る選択ができたとも言えるが、見させられたという側面も存在する。

便利な一方、英語を理解する能力、また、理解しようとする能力は身に付きにくくなったかもしれない。

おそろしく便利な機能に思わず身体がのけぞってしまう。

ただ、現代ではこの機能が標準なのだ。

これが当たり前な上で、世界が成り立つ。

私が知らないだけで、そんなものはいっぱいあるのかもしれない。

パソコンがあることもそう。

山奥で全世界に発信できるなんてことは、ひと昔前だったら考えられないことだ。

電気があることもそうだ。

すさまじい便利を私は享受している。

私はたくさんの情報を世に出している。

それは諸刃の剣でもある。

この先、私が私であるという証明ができなくなることもあり得るかもしれない。

自分の存在が消されたり、書き換えられたりといったこともあるかもしれない。

ミッションインポッシブルの世界だ。