身体の声を聞け

疋田一直です。
私は福岡県嘉麻市の山中にて、武道や整体を通じ、人間と自然を探求しています。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

～～～～～～～～～～～～～
先日、こういうことがありました。

家族でレストランで食事をしようとしたときのこと。

レストランはエアコンがかなり効いていました。

息子に寒くないか聞くと、「ちょっと寒い」と。

続いて、「でも、大丈夫」と答えました。

すぐに私は車に置いている上着を取りに行くように言いましたが、大丈夫と言い張ります。

私が車に取りに行き、子どもに上着を着せました。

食事している間もしっかり息子は上着を着ていました。

やはり、寒かったのです。

食べ終わった頃、息子に着ていて良かったろと言いました。

また、アイスホッケーの時。

2種類のホッケーシューズがありました。

赤紐のホッケーシューズと、黄色紐のホッケーシューズ。

先週息子に履いてもらったときに、黄色のホッケーシューズはしっくり来ず、赤を履いてもらいました。

この日も確認のため、まず、黄色のホッケーシューズを履いてもらいました。

履いた感じはどうかと聞きました。

「ちょっと踵が浮くけど大丈夫」と答えました。

そこで、すぐに脱いでもらい、赤を履いてもらいました。

「どっちがいい？」

「赤い方がいい」

多くの人は、第一印象があるのに、それを頭で否定する癖があります。

直観を大切にしないのです。

うちの子ですら、こんな感じです。

多くの人は、素直に身体の声を聞けていません。

頭で打ち消してしまいます。

子どもにはどちらのときも、まず初めに感じたことを大切にしなさいと伝えました。

これらの一つ一つの積み重ねが身体を鈍くしていきます。

そうして、現代人ができあがっていくのです。

ひとつひとつその癖を外していかねば、感覚はよくなりません。