哲学とは

疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。

日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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自分のやっていることは全て間違っていると思った方がよい。

いや、間違っているではない。

どんなことでも、できているや正しいと思っているのであれば、終わりだ。

そこから、成長することはなくなる。

自分でわかったとしたものは、人間は考えることを止めてしまうのだ。

当たり前となり、意識することはなくなり、そこの成長は止まる。

できていることもある。

できていないこともある。

いくら上手にできるようになったとしても、できていないことは存在するのだ。

上手になればなるほど、できていないことを見付けることは容易ではなくなり、簡単には成長できなくなる。

なんでも、最初は一気に上手になっていくものだ。

初めの段階では、早い段階でけっこういろんなことに気が付くものだ。

一気に上手になっていく。

ただ、そこからだ。

簡単に成長できなくなってからだ。

10年、20年、30年。

私が言うのは、数年の話ではない。

10年単位の話だ。

そこからは、塵を積み上げていく作業となる。

ただ、その塵ひとつが他人との無限の差を呼ぶ。

それは一般の人から見たら、わずかな差にも見えないかもしれない。

ただ、そこは圧倒的とも言える、無限の差が存在するのだ。

その差は磨いたものにしか、見えない世界だ。

普段、私たちは歩いている。

果たして、歩けているのか。

歩けてはいる。

考えなくとも、歩けるだろう。

では、正しく歩けているかと言えば、どうなんだろう。

そもそも、その正しいとは何だ。

歩くことの正解とは。

それを自分の言葉で説明できるところまでが、自分が理解しているところだ。

言葉で説明できるところ。

それが自分の理解の境界となる。

そこがわかれば、わかっているところ、わかっていないところがわかる。

整理し、探求していくことができるのだ。

自分を理解する上で、言葉とは非常に有用なものなのだ。

それが哲学だ。

哲学とは学ぶものではなく、自ら見付けるものだ。