11月に両膝の半月板を痛めてから、早いもので半年が経ちました。
昨日のことですが、四股立ちからの左足の伸脚が、初めて何の苦もなくスムーズにできるようになりました。ほんの小さなことかもしれませんが、とてもうれしい気持ちになりました。
右足の方もできないことはありませんが、まだ何の苦もなくという状態ではありません。
相当に回復はしてきましたが、今でも両膝に軽い痛みや違和感を覚えることがあります。
この半年間、自分の持てる知識と技術を総動員し、治療やリハビリに取り組んできました。そのおかげで、50歳の半月板損傷を保存療法で治していくには、相当な時間と労力が必要であるということを身をもって学ぶことができています。ちなみに保存療法とは、手術をせずに治していく方法です。
あと一か月もすれば、右の伸脚もかなりスムーズになるのではないかと思います。しかし、本当の意味での完治となると、やはり一年ほどは見ておいた方が良さそうです。
もっとも、私が目指しているのは単なる「元に戻ること」ではありません。
以前と同じ状態に戻るのではなく、それ以上の状態にならなければなりません。
間違った使い方をするから、壊れます。
その間違いに気付いたら、その間違いを全て直していきます。
身体の使い方であったり、心の問題であったり。
気付いたことは改めていけます。
実際、身体の使い方という点では、すでに怪我をする前よりも洗練されてきています。今回の負傷のおかげで、多くの気付きと学びを得ることができました。
今回の怪我は、累計標高約2600メートル、総距離43キロの行脚が原因でした。
それまで20キロほどしか歩いた経験がなかったにもかかわらず、いきなりその倍以上を歩いたのですから、こうなるのもある意味当然だったのかもしれません。
35キロを過ぎた辺りで、途中リタイアすることも頭をよぎりました。しかし、その時は無理をしてでも完遂することを選びました。
代償があるだろうとは覚悟していましたが、まさかここまで長引くとは思ってもいませんでした。
そういえば、私は15歳か16歳の頃にも半月板を損傷しています。
その時は手術となり、一か月間ギプスを巻いて松葉杖生活を送りました。
原因はやはり無茶でした。
サンドバッグの穴が開くまで蹴るという練習をやっていた日、膝が「グキッ」となり、負傷してしまいました。
50歳になった今も、根っこの部分はあまり変わっていないのかもしれません。
ただ、若い頃と違うのは、年齢には年齢なりの耐久力があるということを理解できるようになったことでしょう。
50歳になろうと、まだまだ伸びしろはあります。
しかし、丁寧に順を追って積み上げていかなければ、身体は簡単に壊れてしまいます。
そして、一度壊れたものが必ず元に戻るとは限りません。
そのことを忘れてはいけない年齢になりました。
幸いなことに、今回は痛みや違和感が消えていく道筋が見えてきています。
本当にありがたいことです。
感謝しかありません。
また山を歩き、また身体を使い、また新たな発見を重ねていきたいと思います。
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