前回の更新で明日か明後日にはその②をアップすると書いておきながら、毎度のことではありますが、実行せず。一週間ちょい経ちまして、ようやく更新。
先に言っておきますが、その③の自分の新作小説の話とかについての更新は、今度こそ数日中にアップします。そして、それをアップしたらまたしばらくはブログ更新しないつもりです。


久々更新その②の内容は、タイトル通り、コロナ禍の中での演劇界について思うことの話です。
パート1からパート3までの3つに分けてアップします。

※最初に言っておきますが、今からここにアップする文章は、緊急事態宣言が出たあと、4〜5月あたりに書いたやつです。
演劇やライブの開催が厳しくなり、エンタメ業界が大騒ぎしてた頃に書いた文章です。

書いたはいいけどこれはやっぱ公開しないほうがいいなと思って放置してましたが、なんかすっきりしないので、もう何ヶ月か経ってますが、公開します。

これは4〜5月頃に書いたやつなので、そのあとからこの夏までにかけての演劇などエンタメ業界の動きについては、もうこの話題に触れたくなくなって情報を仕入れてないので、正直全然知りません。

その点、ご了承ください。


以下、その文章 ↓



書かなきゃすっきりしないので、この話を書く。エンタメ業界、というか、主には演劇界の話です。

演劇や音楽の世界は今コロナの影響で大変なことになっていて、劇場もライブハウスも閉鎖状態で、親しい演劇関係や音楽関係の人たちでも苦労されてる人がたくさんいます。
まさに今、エンタメ業界は危機的な状況にあります。(危機ではあるけど、まだ本当の絶望までは行ってないと個人的には思いますが)

この状態が永遠に続くとは思わないけど、緊急事態宣言が解除されたあとも通常通りに公演が開催出来るようになるのはいつになるのか先が見えないし、今後業界がどうなっていくのかは、今のところ誰にもわからないと思います。


もう舞台から、演劇から離れて10年になるけど、僕の10代中盤から20代前半にかけては、生活のほぼ全てが芝居の世界と共にあった。

小さなステージからそれなりに大きなステージまで、いろいろ経験した。
楽しいことや嬉しいこともあったし、嫌なこと苦しいこと辛いこともあった。
俳優として結構いろんなジャンルの舞台に出たし、観客としてもいろんなジャンルの舞台を観た。
俳優だけでなくアイドルとか芸人とかいろんなジャンルの人たちとも仕事をしたし、いろんなタイプの業界の人間とも関わってきた。
今思えば若気の至りとしか思えない芸名を名乗り、今思えば若気の至りとしか思えない芸風で突っ走ってたこともあった。  
このことが今の作家としての自分の原点なのかはわからないけど、俳優としてだけでなく、脚本を書いたり演出をしたりすることもあった。(それは芝居というかコントだけど)

あの頃のことはいろいろありすぎてどう書けばいいのかわからなかったので、ここまでは小学生の作文みたいになってしまった。

(もうめっきり演劇の世界からは離れてるし、
ほぼ遊びみたいな小さなライブには出たりしたけど、ちゃんとした演劇の舞台にはもうかれこれ10年立ってない。
観劇だって、ここ数年では極々親しい一部の人の出てる舞台を数回観た程度だ。
なぜ俺が演劇から離れることになったのか、役者をやらなくなったのかという話は、とりあえず今回の話題とは関係ないので割愛。いつかは書きたくなって書くかもしれないけど。)



そんな感じで演劇の世界に浸かっていた時代も僕にはあるので、一つの公演を作り上げることの楽しさも辛さも大変さも、よーく知ってるつもりです。

なので、予定していた公演を中止するということがどれだけ大変なことかってことも、わかっています。

せっかく作り上げた作品を上演できないという表現者としての心苦しさも、
気持ちの話では済まされないお金の面でのリアルな辛さも、
その両方を、わかってるつもりです。

そんな中で、今、演劇界を巡ってネット上などで飛び交っている声に、非常にモヤモヤしています。

なんだろう、この気持ちはモヤモヤとしか表現のしようがなくて、それがまたモヤモヤする。

この厳しい状況のなかで愚直に自分たちのやれることをやろうと頑張っている演劇関係の人たちのことは心から応援したいのですが、

一部の(あくまで一部の)演劇人たちの発言には大いに疑問を抱いてモヤモヤしたり、

それを受けて全ての演劇人を一括りにして叩くネットの声なんかを見てモヤモヤしたり、

もう演劇とは関係ないはずの俺がなぜモヤモヤしなくてはいけないのだろうかと考えて、またモヤモヤしてしまったり。

そのモヤモヤが気持ち悪すぎてスッキリしないので、ちょっと書いてみることにした。

吐き出さないと気持ち悪いから吐き出したってだけで、
元演劇人として業界の外から一歩引いた視点で物申したいってほどの大それたものでもないし、
何も自分の考えが絶対に正しいと思ってるわけでもないし、
自分の考えを押し付けたいわけでもないし、誰かに喧嘩売りたいわけでもないです。

本当にすっきりしないから吐き出したってだけなので、読まれなくても構わないのです。そもそも長いと誰も読まない気もするし。

どうせこんなブログ読んでる人は少ないから何書いたって良いだろとも少し思うし、俺はもう演劇界の人間ではないから失うものもないし何でも書いたって良いだろとも思ったりもしたけど、
思ってることをストレートに書きすぎるとどうしてもキツい表現になるので、なるべくマイルドかつ抽象的に書いたつもりです。

結局このパート1の記事はまだ導入的なことしか書いてませんが、次の記事とその次の記事、パート2とパート3に本題を書いてます。

一つの文にするとまとまらないので項目ごとにわけて書いたので読みやすくはなってると思いますが、毎度のことながら、ちょっと長いです。でも、これでも言いたいことを全部書いたわけではないし、結構抑えたつもりです。


あと、劇場でのコロナの感染リスクはどんなもんなんだろうかという話とか、エンタメに限らずコロナによる様々な世の中の自粛って本当に必要なんだろうかとか、
その手のコロナウイルスに関する話は専門家でもないし自論であーだこーだ適当なことを言えないので、全く触れてません。


以下、パート2へ続く。