DMRVの薬を手がけて下さっている製薬会社の担当者さんと、
他の件でメールのやり取りをすることがありました。
おやかたさんが体調を崩しておられることを少しお話したところ、

「いろいろなきっかけで進行するということをお聞きし
 また、一気に回復することもあるのかもしれない、などと思いました。」 
と書かれていました。

この考え、なんて素敵なんだろう!

病気になった頃は治療法が無くとも気力で進行させない、
と意気込んでいたのに、知らず知らずのうちに
病気は進行することが大前提となってしまっていたようです。
一気に回復する、か。。。
何を思うかは、その人の自由。
だからそんな夢を、持ち続けていることも自由。
すてきだなー。私もこれからそう思う事にしよう。

またこの方は以前、
「今まであまり意味のない薬を開発してきましたが
 今回患者さんが待ち望まれている薬を開発できること、
 責任があることだしとてもやり甲斐を感じます。」
というようなこともおっしゃっていました。
(意味のない薬って何だろう???)

こんな気持ちで私たちの薬を開発してくれているだなんて、
なんて嬉しいことなんだろうと思いました。

夫にこの事を話したら、
「きっと社長さんもやってあげたいって思ってくれたのだろうけれど
 それ以上にこの担当者さんの熱意があったのかもしれないね。」と。
確かに。実質進めるのはこの担当者さんだしな。
いやいや、社長さんも顧問さんも皆さん本当に素晴らしい人ばかりなのですよ。


遠位型ミオパチー患者会は、こうした一人ひとりの温かい気持ちが集まって
ここまで進んでこられたことを再確認しました。
関わって下さっている皆様、本当にどうもありがとうございます。
これからも是非、よろしくお願いします。

人の温かさを感じていられること、その温かさに感謝して生きていられること、
そして何かをしてもらうばかりでなく、少しでも他の誰かの役に立つ事ができる自分でいられること。
それが私が一番幸せを感じられる瞬間です。