今日は着物とは関係のない
ただの雑記です。
いつか振り返って読み返したい
と思うこと
忘れたく無い事を書いてます。
所用があって東京へ。
春休みということもあって
東京駅、人でごった返し
これだけの人を受け入れられる
東京、やっぱりキャパがデカイ🤣
あちこち、ぐるぐる回る道中
浜松町駅で乗り換えをしましたが
どれくらい振りに来たんだろう
浜松町駅…
色々思い出して
ちょっと感慨深く
涙腺緩みました。
サラリーマン時代
年に数回出張で東京に来ていた私は
飛行機で小松から羽田
そして羽田から浜松町駅で
乗り換えて丸の内、銀座方面へ。
ヒールにスーツ着てたよねぇ…
そのうちモノレールで
浜松町で乗り換えずとも
空港から黄色か青のラインの地下鉄で
移動できるようになり
(と、うっすら記憶してるけど
合っとるけ…？)
さらに、北陸新幹線が開業して
飛行機に乗らなくなってしまったので
浜松町駅に行くことは
すっかりなくなりました。
久しぶりにぐるっと回る
あの浜松町駅の構内を歩いて移動
していたら
元気で頑張っていた
自分を懐かしく、愛おしく想い出し
なんだか泣けてきました。
歳ですねぇ…
それと、もう一つ。
東京の道に慣れない私に
旦那があれこれと世話を
焼いてくれる背中が
有り難くて…
よくもまぁこんな
わがままばかり言う
嫁の面倒を、
とてもユニークに
見てくれる深い愛情に
しみじみと感謝を感じました。
旦那の背中を見ながら
ここまで一緒に老いる事が出来て
なんだかとても嬉しく思いました。
(変な表現だけど…)
失礼を百も承知で言うけれど
おっさんにはあまり興味が無い。
話は長いし、自慢話と同じ話
何気に多いし…
正直眼中になく
なんと言うか範囲外と思う所がある。
🙏💦
しかしながら
旦那の老いの過程はとても興味深く
見ていて面白い。
まだまだ2人で元気に楽しく
あちこち旅に出たいので
これからもよろしく頼むぞ
とおもう。
体力作り、努力しよう…(๑•̀ •́)و✧
2泊3日の所用は
リュック一つと
ポシェット一つに荷物を
まとめて、できるだけ
身軽に動けるように
身支度したので三日間同じ服で
過ごしました。
こんな事を思う自分が
少し残念だけど
あの東京駅の人混みの中で…
山手線や銀座線の中で…
着物じゃなくてよかった。
あんな人混みの中では
お太鼓が人に触って
崩れてしまうし
草履に足袋では
足が誰かの
スーツケースに
轢かれたり、踏まれたり
痛い思いをして大変。
こんなに人が多かったら
着とれん…。
着れるけど
きっと疲れてしまうな…と。
しかも今回は
旅行者なので着物にお太鼓して
リュックは背負えない。ˆˆ;
能登半島沖地震が起きて
石川県は四方八方に逃げるという事が
難しい地域と言うことを
改めて知ったのですが
東京は四方八方から人が来て
四方八方に分散出来るキャパの大きさに
改めて感心しました。
なんと言うか、
上手くは言えないけれど
色んな想定を考えて土地開発を
設計・建築してくれている
名前も顔も知らない人に
ただただ感謝でした。
そして、あんなに歩き回る土地で
住んでいる人、仕事している人
生活している人…
それだけでも色んな能力が
高いんだなぁ…高いよねぇ…
そんな事を思いました。
あっ、そうそう
最後にもうひとつ。
天王洲アイル駅のすぐそばにある
「かっぽうぎ」と言うキャパが
60人くらいの居酒屋さん。
私と旦那が入った時には既に
20人程お客さんがいましたが
おばちゃんとおにいさんと
たった2人でお店を回していて
しかも
おにいさんは厨房で料理を作りながら
ホールにも出てきて、運んだりしてて
『この人超人なん？』
と、驚いていたら
16人の団体さんが入って来て
こりゃお邪魔になると
早々にお会計してもらったのですが
思わずおにいさんに
「超人ですか？」って
声をかけてしまった私に
笑いながら
「これくらいは暇な方です。」
と、さらさらっと
身の上話しをしてくれて
守るものがある人は
めちゃめちゃ頑張れるんやなぁ…と
感心してしまいました。
右手にサロンパス貼って頑張ってる
おばちゃんにも思わず
「神ってますね
」
って声掛けてしまって…
おばちゃんは
「今日、帰れるかな」って
苦笑いしてました。
ほんと、歳とったからなのか
満員電車、嫌ぁ( •᷄ὤ•᷅)と不貞腐れたり
寒い中歩いて疲れて
ブーたれてたり…
かと思えば
自分が無事に生きてる事
色んな人の幸せを
ただただ祈ったり
有難いと感謝を思ったりと
振り幅の広い感情と筋肉痛に
心地よい疲れを感じながら
無事石川に帰宅しました。