着物を長襦袢にする | おしゃれな日々を☆ 着物で美魔女になる方法

おしゃれな日々を☆ 着物で美魔女になる方法

石川で着付け教室をしています。
着物を通して感じること
学ぶこと、ひらめくこと
綴っています。
お役に立てば幸いです。

最初に通った和裁教室では

一緒に習っている

おばさま達が、教室が終わると

よく古着屋さんへ連れてって

くれたりしました。


和裁を習うにも

仕立てたい物、お直ししたい物

がないと、何も習えないので

おばさま達が連れて行ってくれた

古着屋さんで、反物や着物

色々買っていた時期があります。


これはその時の一つ。

着物にするには長さが足りなくて

柄を見ていると

どうしても長襦袢にしか見えず

長襦袢の仕立て練習するつもりで購入し

頑張って仕上げた一枚。






古着屋で働いてた人や

次の和裁教室の大先生からは

「着物なのにいいの?」とか

「それ、着物ね…」と、

よく指摘されましたアセアセ


着物を仕立てる時に

必要な長さは13m。

長襦袢は10m。

購入した反物は10mしか

無かったんですよね…真顔

しかも、私には全く似合わない柄。

着物で仕立てるより

長襦袢の方が使用頻度高いかも

と思い作り、

そして必死で作って、着る前に

洗濯機で洗いました。

ちょっとした賭けですニヤリキラキラ


絹は縮むと言いますが

撚糸のかかり具合で

そうとは言えないものが

あったりします。

でも、製糸工場で製造工程から

見ている訳では無いので

これは縮むやつ、縮まないやつ

という判断は正直分からないです。

色々試して

成功・失敗を繰り返したからか

見た感じで

何となく…これ、いけるかも真顔おいで

と、こころの中では思いますが

言葉には決して出しません🤐


唯一わかるのは

縮緬は絶対にやっちゃ駄目。

縮んだら戻らないし、戻せない。

(と、思っていたほうがいい。)


そもそも、私が和裁を習い始めたのは

着物の構成・構造をきちんと知りたい

と言う思いからでもありますが

着物をメンテナンスしようとすると

めちゃくちゃお金がかかって

その費用を軽減したいと言う

思いからでもありました。

私が軽減出来たら、生徒さんにも

お話シェア出来るし(๑•̀ •́)و✧

そんなこんなで、始めまして

今では

絹はお家でも洗えると言う事を

しっかり認識しましたが

いまだにこれを言うと、

ドンびかれたりします。

でもこれ事実よ!あんぐり

確かに縮みますが

(縮むものも多々ありますが)

1度縮ませたら

そのあとは

何度洗っても寸法は変わらない。

その事をちゃんと知るために、

経験するために

作りました·͜· ︎︎ᕷ


※上記の話から袷の着物を自宅で

洗っても大丈夫なんだと思ったり

実際に洗うのは絶対にやめてください!

それと、これとは、ちと話が違います!!


手順的にはきっと

悉皆屋さんへ水通ししてもらってから

仕立てる方が、目地も整うし

縮みも心配せず作れたのだと

思いますが

色々面倒くさかったので

直で縫って洗いました。

結果は

特に縮むことも無く

縮んだのは袖のしつけ糸だけでした。

しかしながら

これは今回は

たまたまな縮まなかっただけで

全くおすすめはしません真顔注意


着物は汚れたらクリーニングに出した

方がいいと思う。

着物が簡単に洗濯出来ないから

身体に近い場所で

汗、皮脂から着物を守ってくれている

役割をしてくれている

長襦袢はいつも綺麗なものを

着ていたいと思うからこその

私なりの工夫です。

(*´˘`*)