イタリア旅行≪完結編≫2010年4月30日~5月4日 | Youさんのベルギー日記

Youさんのベルギー日記

2008年12月〜2012年9月、4年弱のベルギーでの駐在生活を綴っています。
家族の日常や旅行のことなどなど…

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5/4(火)5日目。
 
いよいよ最終日。
 
ソレントのホテルをチェックアウトし、再びローマに向かいました。
 
ローマに向かう途中の車の中で、ふと 今何時だろう? と思った私。
 
腕時計をみようと腕をまくったら、 アレ???腕時計が無い!
 
まさかまたスリ ???  ・・・ ではなくて、単なる私の不注意。
 
どうしたっけ?としばらく考えた後、ホテルのベッドの上に置いてきてしまったことに気付き 顔面蒼白
 
パパは 「もう戻れないから諦めなさい」 「ホテルに問い合わせたって、出てくるわけがない」
「どうせ高い腕時計じゃないでしょ?また新しいのを買ったら?」 と・・・。
 
しかし、1万円程度の安物のスウォッチとは言えど、かなり気に入っていた腕時計だったので
ショック ショック ショック ショック・・・ 
 
上の空の状態でローマに到着。
 
バチカン美術館に行きたいと言うパパに付いて行きましたが、ものすごい長蛇の列 汗
 
イメージ 1
 
入場2~3時間待ちを覚悟したけれど 思いのほか早く進み
45分くらいで入場できました。
 
しかし、炎天下だったら無理でしたあせる
この日は曇っていたので
待つこともできました。
 
イメージ 2
 
バチカン美術館内の庭園。
 
イメージ 3
 
壁や天井の装飾もスゴイですが、人の多さもスゴイですDASH!
 
イメージ 4
 
地図のギャラリー。
 
壁面にイタリアや教皇領の
地図がフレスコで描かれてます。
 
このような豪華な回路を延々と歩いていくのですが、
入場してからずっとSYOの機嫌が悪く、泣いたり、叫んだり、暴れたりと大変で
ゆっくり鑑賞するどころではありませんでした あせる
 
SYO相手に私もパパもぐったり・・・
 
せめて、システィナ礼拝堂の壁に描かれている ミケランジェロの最高傑作とも言われる
「最後の審判」 だけでも見に行こうと、ひたすら礼拝堂を目指した私たち。
 
しかし、礼拝堂は非常に神聖な場所のため、短パンやノースリーブは禁止、大きな声を上げることも禁止。
 
SYOがこんな状態で入れるだろうか・・・
 
ちょっと心配でしたが、礼拝堂に着く頃にはSYOも落ち着き、
壁一面に描かれているミケランジェロの作品をなんとか見ることができました キラキラ
 
絵心もないので、あまり気のきいたコメントもできませんが
スケールが大きく迫力があって、さすがミケランジェロっ!て感じでしたよっ (ってどんな感じだよ←)。

イメージ 5
 
ミケランジェロ作、「最後の審判」。

礼拝堂内は写真撮影も禁止なので、
ガイドブックをスキャンしてみました。
 
キリストが再臨して人類を裁く教義
「最後の審判」の場面を描いたもの
だそうです。
 
イメージ 6
 
美術館の出入り口。
 
上りと下りが一体化している
二重の螺旋階段になっています。
 
ここが最も楽しそうだった
KIDSたち にひひ

SYU&SYOを探せ!
(二人とも赤いTシャツ着てます)
 
さて、美術館を出たところで、小腹も減ったし ちょっとお茶でもしようかということになりました。
 
腕時計のショックもまだ引きずっていた上に、SYOのおかげで身心ともにぐったり疲れたので
歩く気力も無く、近いからという理由だけで 美術館を出たすぐ正面にあった、真向かいのカフェへ。
 
中はセルフサービス。
ガラスのショーケースにはすでに茹であがってるパスタやお惣菜が並んでいて、
レンジで温めるだけの安っぽそうなカフェ(カフェテリア?)でした。
 
とりあえず、パスタ2品、それからビールとコーラ。
それとKIDSたちがドーナッツとマフィンを食べたいというのでそれもトレイに乗せてテーブルへ。
 
お会計は食後、テーブルで済ませるシステムでした。
 
そして食べ終え、会計をお願いすると 信じられない金額を請求されました・・・
 
全部で 68ユーロ (約8000円) 目!!
 
パスタ一皿15ユーロ、ビール12ユーロ、コーラ8ユーロ、マフィン8ユーロ!
ド、ド、ドーナツ 一個10ユーロ !?
 
食べてしまったものは仕方ない・・・値段もちゃんと確認しなかった自分も悪い・・・。
 
しかし、しかし、いくらなんでもボッタくりじゃない むかっ
 
ただでさえ、身心ともに疲れているのに、更にドドドーッと疲れがっ。
 
となりに座っていたおばちゃんも、お会計でびっくりしている様子。
店員にメニューを持って来させ、確認して しぶしぶ代金を支払っていました・・・。
 
このカフェテリアは観光客相手にボッタくってるとしか思えませんでした。
地元の方なら二度と行きませんもんね。
 
「Caffe' Vaticano」 別名 ぼったくりカフェ。

皆様もバチカン美術館に行かれることがありましたら、ご注意ください!!!
 

イメージ 7
 
最後に バルベリーニ宮殿。
 
映画「ローマの休日」の
アン王女が滞在する大使館。
 
王女がトラックで逃げ出す場面で写ります。
 
マイナーですが
見覚えがある!とちょっと興奮してしまいました にひひ
 
イメージ 8
 
そしてイタリアともいよいよお別れ。

空港に向かいます。
 
ローマはいたる所に遺跡が
ゴロゴロある印象でした。
 
イメージ 9
 
さらば、コロッセオ。


 
そして、空港。
 
新しく買ったばかりのヘアムースとヘアワックスを間違えて機内持ち込み手荷物の中に入れてしまった為に、
手荷物検査の際に没収され 目の前で捨てられてしまいました・・・汗
 
普段なら、こんなこと位で落ち込むことはないと思うのですが、
あまりの災難続きに更なる追い打ちをかけられた気分になってしまい ますます凹んでしまいましたよ 
帰りの便もまた遅延し、ゲートで散々待たされました。
しかし、行きは遅延したおかげで乗り遅れずに済んだ私たち・・・文句は言えまい 
 
その後も、 ≪災難その8≫  ≪災難その9≫ に見舞われた我が家。

と、まぁ、最後の最後まで災難続きだった旅行でした・・・。
 
しか~し!
晴天にも恵まれたし、見どころはほぼ制覇できたし、念願の青の洞窟も見れた!

何より、初日にイタリア行きを諦めなければならなかったであろう所を、
飛行機の遅延のおかげで行けたのだから ある意味ラッキーだったのかも?(と自分に言い聞かせてみる)
 
 
今は パパも私もすっかり復活

実は、ホテルにしつこく電話とメールで問い合わせて、腕時計を見つけてもらうことができました
まだ私の手元には届いていませんが昨日発送して下さったそうです。
 
イタリアは悪い人ばかりじゃないです 
料理も美味しいし、見どころも多いし、良いところですよ~ グッド! ( ってあまり説得力無い?? 笑)


※後日追記
腕時計は待てど暮らせど届かず受け取れませんでした。
ホテルに問い合わせると郵便局のせいにされ、おしまい。郵便局に問い合わせても、もちろん見つかるわけもなく。
たぶん、ホテルの評価を下げないために表向きは親切に返送したフリして、ネコババしたのでしょう…証拠はないけど…
 
 
来週はノルウェー旅行に行ってきます。
今度はどんなトラブルが待っているやら~~~
 
年末のスペイン旅行でも飛行機の遅延でアルハンブラ宮殿の見学に間に合わなかったり、
パパが嘔吐下痢症になったり、SYOの靴が破損したり、ホテルの地図が間違っていた為に迷子になったり
・・・と、旅行先でいつもトラブルに見舞われている我が家なので ちょっと恐い・・・  
 
くわばら くわばら。