やっとやっと、見に行くことができました。
年度末は何かとせわしなく、突発的な用事も入ったりして。
いい映画でした!とにかく、演奏がいい!当たり前ですが。
上原ひろみのピアノは特徴がありすぐわかります!
とにかく最初のほう、主人公の大が上京するバスの中でスマホの音楽を聴き始める
その曲が、コルトレーンのインプレッション、もうこれで、ワクワクしてくる。
ブルーノート、コットンクラブ、等といったよく行くライブハウスの様子も、
よく描けていて実際より、いいんじゃないか、というくらいの描写。
でもって、音がいいです。サラウンドの映画館でしたが、なんというか、ライブを
楽しんでいる状態で映画を見ることができました。
実際の演奏は、ピアノの上原ひろみ、サックスは馬場智章、ドラム 石若俊
いずれも今が旬のプレイヤー、若々しく躍動感があり、劇中の人物の印象とピッタリ
主人公が吹く、つまり馬場さんのサックスの音の太さ、迫力、パワフルさ、体力勝負の演奏。
主人公そのままのイメージの演奏。よく忠実にこんな演奏ができたな、と思います。
ストーリーもいいです。それぞれの個性が演奏以外の実生活でもそれこそ、
ジャムセッションのように絡まり、織り成していく。
ラスト部分では思わず涙も出てきて。。演奏の良さもあって、ちょっとした感動。
ただ素人のドラマーが、いくら猛練習したとはいえ、最高のプロの演奏と肩を並べる演奏、という設定にはちょっと無理があるかも。。
が、そこはストーリーを楽しむため。
何より劇中の石若俊のドラム、切れがあります。
上原ひろみ以外に、ピアノの演奏は、ハクエイ・キムさんも参加。まあ、豪華メンバー参加してます。
これ、実はパンフレットです。てっきり、レコードジャケットだと思うでしょう。
中にレコードではなく、パンフレットが入ってます。
こんな感じです。色もきれい。
裏表紙はレコードの絵。これ、ホントにレコードだと思うかも♪
というわけで、おすすめの映画です!もう1度、行ってきます!