彼はジャズのイメージは全くなかったので、聞いてみました。

 

今回、アメリカン・スタンダード特集。

なんというか、ポップスやロック、あるいはカントリーをうたっていても、最後は

スタンダードを歌いたくなるのでしょうか。

ロッド・スチュアートしかり、アート・ガーファンクル然り。その他いろいろ。

 

ここでのテイラーは、さらっと歌っていながら、その声の説得力。

いろいろな人生を経験してのスタンダード。

 

アコースティック・ギターで、歌いだすMy Blue Heaven。

カントリーっぽい曲調で、バイオリンも入って楽し気に軽い感じ。

 

続く、Moon River。やはりカントリーを思わせる。途中ハーモニカも入って。

彼なりのスタンダードの味付け。でも聞き入ってしまう。

 

こんな感じで、彼流のポップス、カントリーを聞いてるような感じ。

でもね、これはこれで楽しめます。

 

なんというか、やはり彼は大御所なんですね。その力で聞かせる。

ジャンルなんか簡単に超越してしまう。

 

Almost Like Being In Love

大好きな曲です。いろんなボーカリストがカバー。かなり私の持っているこの曲の

イメージとは違いましたが、新たな発見として聴きました。

それはNearness Of Youでも同じ。

 

歌い方もアレンジでも、特に凄い凝っているわけでもないし、定番のアメリカンポップス

という感じですが、逆に新鮮に感じました。

 

以前はジャズをかなり聴きこんでいて、ひねりにひねった変拍子あり、転調、転調の

アレンジとか、どっぷりはまった時期もあって。(今思えば、変態級に近かった。。)

 

まあ、音楽を聴く原点に戻ったかな、という自分。

 

というわけで面白く聞いたアルバム。

また聞きこんできたら、これは飽き足らなくなるか?

 

いえ、彼のさらっとしていながら味わいのある声の力、これは存在し続けるでしょう。

 

これからは、ジャンルレス、ボーダーレス。演奏するほうも、また聞く側もそう。

 

 

 

小曽根真 トリオ のReborn 、2003年のアルバム。

小曽根誠(p)、ジェームス・ジーナス(b)、クラレンス・ペン(ds)

 

彼は最近、ロックギターを取り入れてビックバンド演奏をしたり、といろいろやってます。

でもって、トリオの原点に遡って、と思いこのアルバム。

 

冒頭にタイトルナンバー、Riborn 短い曲で次に続く。

まずは端正でお行儀のよい演奏。音の粒立ち、いいですねー。

でもって、中盤の、ミヤコ、という曲、これはウエイン・ショーター作。

この曲、ベースを全面的にフィーチュアーして、すごくいい感じです!

私的にはこのアルバムのハイライト、と言ってもいい。

 

続くローラも素晴らしい。ちょっと何の曲?という感じもまたいい。

この2曲の雰囲気がいいです。

やはり独特のオリジナル性というのが彼の強み。

 

ドラえもんのテーマ曲が出てきたのはちょっとびっくり。要らないよと思いつつも

なるほど、こういうアレンジね。と納得。まあ、遊び心。茶目っ気のある彼の人柄。

 

グリーンドルフィンのアレンジも面白いですね。イントロでのベースは印象的。

そしてピアノソロで、さりげなく、バックと仕掛けを入れてくる。

 

エブリシング・ハプンズ・トゥ・ミー

何の曲か全くわかりませんでした。。幻想的な美しい旋律。

凄いですね。どんな曲調にもとお手の物。

 

そんな感じでスタンダードを料理して、ラスト 再び、イントロと同じ、Riborn

フォーエバー、とついてます。

 

こういう作り方は、アルバム1枚を通してこそのもの。

曲を切り売りするデジタル購入になってしまうと、こういう味わいが消える。

 

今も昔も、彼は才能があり、人柄も魅力的。そう感じたアルバム。

 

 

 

 

 

これは確か、ジャズ仲間から紹介されたシンガー。

曲調も、歌もちょっと物憂げ。

 

なんか今の気分に合ってる感じ。

明るく元気ってわけじゃなく、どーなるの、これから。って気分の歌。

でも、ある部分ではとてもパワーをかんじる。特に高めの声で張るところ。

 

You don't Know what Love Is なんてそのまんまだし。

Dat Dere も、ちょっとダークで好きな曲。

 

世間はちょっとどころじゃないダークさだけど。

 

Last Night When We Young 私たちが若かった時の最後の夜。

 

これなんて、替え歌でいける。ウイルスが蔓延していなかった頃の、最後の日々。

お気楽、ノー天気にジャズを聴いていて、同様のジャズ好きノー天気仲間で

酒を煽りながら、オーデイオ談義しながら、あーでもない。こーでもない、と聞いていた

あの輝いていた日々。

ウイルス騒ぎが収束したころには、もう集まっていた店は無くなっていた。。。

 

暗いですね。。店側に秋に延期、と言ったら、秋には店はもうないかも、とそんなメールを

受け取ったもので。

 

Stars  タイトルナンバーでもあります。イントロがちょっとフリーっぽい。

静かだけれど、だんだんと音程が上がるところは、希望みたいなものを感じさせる。

いいナンバーです。じっくり聞いていたいと思わせる。

こういう曲調、北欧系に多い。でも彼女はカナダの歌姫。

ちょっとSinne Eegに似ている。

 

というわけで、彼女の物憂げなボーカルで、今日はやさぐれてます。

あ~、ライブ行きたい。。!!