ご訪問有難うございます☺️
入院前に、自宅の庭のお気に入りの薔薇を、自分の寝室の机に飾って家を出ました。
退院して帰った時、枯れていても、再び見られることに大満足するだろう・・と思いながら。


腰のヘルニア手術入院中に、ある人の言葉を思い出しました。
🍀「旅」ということばの語源は、他火(他人の火)ではないか?
(NHKの教育TV番組より)
~大昔に、自分が生まれ育った土地と離れた見知らぬ土地に行き、そこの住人の燃やす火にあたり、作ってもらった料理をご馳走してもらい、そこの土地の事情を見聞したり、もてなしてくれた人の人情に触れる。
異文化に触れたり、日頃の馴れ合いの人間関係のなかで見失っていた人を思いやる大切なこころを再発見する。
大昔に見知らぬ土地へ行くことは、地図はなし、熊や猪などに襲われる危険もあり、夜は月夜でなければ真っ暗闇の中の命懸けの移動であるなら、同じ人間が燃やす生活の火を見て、どんなにか命救われる安堵を覚えたことだろう~
とそんな内容であったように記憶しています。
病院の朝御飯は7時。
30分位前に看護師さんが一人ひとりの枕元にきて、朝のご挨拶と検温、体調を確認されます。
前日の夜、リハビリの疲れか、坐骨神経痛と同じ部位の痛みが前日夜にあった次の朝は、「夕べの痛みの具合はどうか?⤴️」
と忘れずに確認してくれました。
それから、決まった時間に、栄養有る、風味豊かな家庭的な食事が一人ひとりのベッド脇の机に運んで貰えます。
手術と療養の入院ですから、当たり前なのかもしれませんが、 自宅での朝の様子と大違いです❗️
比較してもしょうがない喧騒の日常を、遠い日々の出来事のように思い出しました。
私は、 前日の疲れが抜けない体で、当日の仕事のことを考えながらの調理、TVや新聞で新情報をチェックするのに忙しい夫に話しかけても答えが返ってこない、起きない子供を1階から2階に向かって大声で呼び掛ける・・。
こんな生活では相手の体調を心配するこころやことばは出て来ませんよね❗️
日常の一こまひとこまをこころをこめて過ごしたい・・そう願わずにはいられませんでした。
リハビリしながら何度となく眺めた公園です。
「旅」とは遠くへ出掛けることだけではないのだと実感しました。
もしかすると、今回の手術で二度と自宅に戻れないかもしれない・・と覚悟して(大袈裟なのですが)、生命保険、預金通帳、暗証番号等明記してファイルに整理したものを夫に渡して入院しました。
全身麻酔で手術することが、ほんの2時間自分の命を人に委ねるということが、怖くて、人生の中で体験したことのない精神的な暗闇に突き落とされる思いがしたのです。
麻酔から覚めた瞬間、酸素マスクがはずされて自分の力で呼吸をしたと感じた瞬間、新しい自分が始まる❗️と感じたのです。
なぜ腰椎椎間板ヘルニアに苦しむようになってしまったのか?⤴️
過去の生活を猛反省するきっかけとなった「入院」という名の旅をしたのだと思った次第です。
最後まで駄文をお読み頂いて有難うございました。

