永遠に叶わない それでも愛しい人よ-111019_1819~01.jpg


風邪をひいた。
風邪なんて滅多にひくことないから、少しの鼻水とか鼻づまりとか倦怠感、眠さがあたしにとっては結構な苦痛だったりする。
まぁあたしの予想ではもうピークは過ぎてあとは治るだけだが。

写真はリンデンバウムのソフトクリーム。
患者さんに「おいしいよ」ってすすめられたから食べたよー
たしかに味も濃ゆいくて美味しかったんだけど、夜に食べたのもあって寒くて寒くて‥
残り半分、鳥肌が半端なかたよ。
あれ、だから風邪ひいたんかな。

風邪ひくとさ、いつものごとく気持ちもなんとなく不安定になって、それにまたPMSが加わるとなれば、調子は悪くなるちゃね。

あることでまたもや落ち込んだあたし。
そんな大したことでもなかったんだけど、気持ちが不安定だったこととか、それにいろんな要因が絡んできて、自分の情けなさと黒い心に涙が溢れてきた。
が、泣かなかった。
何度も込み上げてはきたけれど、泣かなかった。
「泣いちゃいけない」と、思ったんだ。

「人のことを思って流す涙は許されるけれど、自分のことを思って流す涙は、時と場合によっては我儘だと捉えられる。」
そう言われたとき、なんだかあっさり「あたしは我儘なんだ」と、素直に受け止めることが出来てしまった。
そう思えてしまう節が確かにあった。

強くなりたい、優しくなりたい、ずっとそう思いながら過ごしてきたけれど、その前に、もっと肝心なことをクリアしとかなきゃならなかったみたい。

ここ1ヶ月ほど、「特別」の意味を考えていました。
あたしにとっての特別な人って誰だろう、と。
ある人は、特別は自分にとってかけがえないもの、つまり家族や親友、恋人のことを指すんじゃないか、と教えてくれたけれど、あたしはそれにどうも納得がいかんくて。
ある人が言っていた、家族や親友や恋人は良い意味で当たり前の存在だから、特別っていう表現は何だか違う、という意見に同感だった。

特別が特別でなくなるとき、それを誇らしく思うのか、物足りなく思うのか。
前者でありたかったけれど、今のあたしは後者なみたい。

あーー、優しくなりたい。
やっぱりここに辿り着いちゃうぜ。
周りは優しい人が多いから、それに甘えて楽に、我儘に生きてきたんだってまたもや身をもって感じる。

あたしにはこれから自分の感情を我慢する力が今まで以上に必要なんだって思うし、逆に、自分の感情をありのままに人に表現することこそ重要なことなんだと自覚した。

振り返ったらあたしは、自分の内側に人を入れたことは滅多にない。
仮に入ってきても、大抵すぐに追い出した。
心がもし家のような形だったとしたら、玄関で少し喋っていつも追い返す感じ。
なぜなら、それ以上入ってこられたら部屋が汚いのがバレてしまうから。
バレてしまうことが、ただただ怖かったんだ。

話は変わるけれど、前に、犬型猫型の話をしていたら、そこにいた3人全員に、
「ありこは絶対猫!」
と言われて、全員一致のその意見に少し驚きながらも、まあそうだよなあと納得した。
犬の性質もあるけれど、選べと言われたら絶対に猫。
客観的に考えてみても、あたしはあたしのことを「絶対猫!!」と言う気がする。
そういう人間なのだ。

だけど猫だって、夜が暗くてどんだけ目を見開いても前が見えなくて、苦しくなったり寂しくなったりするときがあるものだ、きっと。

そして、一人でぼーっと運転しながら帰っていたとき、5ヶ月前のあの言葉がすらーっと頭を通った。

「必要ならば助けを呼んでください
助けを呼ぶことができるということは自分の弱さとか限界だとかをちゃんと認めることができているから」

今度は本当に涙が出て止まらなかった。


今回のあたしは感情の蓋をしっかり閉めきれなかった。
開くタイミングを間違えた。
ただただ不器用だった、きっとそれだけのこと。
まあそのせいでまた迷惑をかけたし心配もかけたけどね。

だけどそのおかげで、気付けたこともあった。
見てくれてる人はしっかりと見てくれてるんだなーって。
そういう人にこそ、感謝を伝えて大切にしていきたい、と心から思いました。

ちなみに前回の記事についてだけど、あの内容はある特定の人に関するあたしの目標だったんに、いつのまにやら逆にその人から優しい心を受け取りました。
自分はまだまだだ、と思いつつ、こんなに素敵な人なんだ、と再確認できて本当に良かったです。


気付けば病院実習もあと一週間!!
がんばろう~っと

いつも心に太陽を~♪



しーゆー魚座