８月１８日、木曜日。９時１０分。
某病院の院長応接室にて。
就職試験２日目。面接試験。
「最近関心をもった出来事等の中に、鎌田實先生の“言葉で治療する”という本を読んだと面接カードに書かれていますが、
あなた自身が言葉によって救われたり元気になれた経験はありますか？」
との質問はされず。(笑)
いやー、結構この質問待ってたんだけどなぁ。来なかったなぁ。
昨日と今日の２日間で、就職試験が無事終了しました！
やっと。やっと終わったよ。本当に長かった。
受けるまでは、自分が未熟すぎて日が経つことが恐ろしかったけど、本当に早く終わってほしかった。
もう教養試験の勉強なんかしたくなくて、ね(T_T)
あと面接の練習もしたくないし(T_T)
毎回答えられない自分に嫌気がさすよね、アハ。
疲れたな・・・
うん。頑張ったよあたし。頑張った頑張った。
振り返ってみたら、IPS細胞で色々あったあの日から頑張ってきたもん。
嫌で嫌でたまらなくて、怖すぎて、泣きながら過呼吸になったあの日・・・(笑)
今思えばマジで失礼だったと思うし、なんてゆうか、我慢できない奴だったなぁと思う。
わがままなあたしだったけど、それでも励ましたり応援してくれたりした先生とか友達がいて、本当に嬉しかった。
みんなで勉強して、みんなで面接練習した。
自信もちょっとついたけど、それ以上に不安だった。
だけどやっぱり、先生達が熱心に指導してくださるもんだから、あたし達は愛されてるんだなぁって、実感せずにはいられなかった。
そして試験当日。
あたしは驚いた。
あたしが思っていたよりも多くの人からの応援に、本当に驚いた。
メール、電話、mixiのなかでも。
なかにはガッツポーズしてる自分を自撮り？した写メを送ってきてくれた人もおったし(笑)誰とは言わないけれど(笑)
ちなみにその写メはこの２日間、あたしの携帯の待受画面になりました(笑)
まあこの人は本当にインパクト大だったから書いてみたけど、他の人からのメッセージも嬉しくて～
いろんなこと考えてたら車の中で泣きました（ちなみに運転しながら‥笑）
看護科の質問されてたら確かにあたしも泣いてたかもしれないな。
みんながくれた「大丈夫」や「頑張れ」が励みになってあたしを支えてくれて、２日間とも精一杯頑張ることができました。
面接のときには、ちゃんとありのままの自分を出せた。（いやむしろありのままの自分を出しすぎてしまった感も否めないが）
そう。
我らがＯ先生と試験前日に学校の中で会いまして。
「ありのままの自分を見せて、それでダメなら合ってなかったって思って他の病院に行けばいい」
って言われたときに、なんかスーッとしたんだよね。
多分看護科なら思い浮かべられるだろうけど、あの先生に
「だぁーいじょうぶだいじょうぶっ」
なんて言われたら、ねぇ。
嬉しくて嬉しくて。
そいえば若菜ちゃんがね、こんなことを前にブログに書いてたよ。
＊＊＊
人の言葉は、呪いのように頭の中をぐるぐる廻り、自信や誇りをも飲み込むようにさらっていく。
だけど時に、
人の言葉は、おまじないのように頭の中をぐるぐる廻り、自分自身ではどうにもできないものをサラリと洗浄してくれたりもする。
＊＊＊
あたしもそう思う。
あたしがもし冒頭の質問を面接官にされたとしたら、きっと答えるだろう。
「まさに昨日と今日の朝、“頑張れ”や“大丈夫”という言葉を友達や先生、家族にもらい、私は今それに励まされて頑張ることが出来ています」
と。
それくらいあたしにとっては、周りの人からの応援が力になっていたというわけなのです。
あと、試験前日に「こぼれる」をもっかい読み直したのね。
そこで、ちょっと人間不信ぎみのある人が、ずっと一緒にいてくれたある人に対して、
あいつはこの先何があっても敵にならないでいてくれるだろう。
たとえ味方になれない時がきたとしても、それでも敵になることはない。
だから、（あいつのためにも俺は）越えろ。
って思うことが出来てたのね。
なんかこれ読んで～それだ！と思って。
面接試験の面接官は６人もおったんだけど、その６人は、てかむしろこの病院の人達は、これから先、味方になることはあっても敵になることはまずないだろう、と。
ならばそんな簡単に糾弾されることもないから、自分の考えるままに発言すればいい。
そんな気負う必要もない。
そう思うと本当に楽な気持ちになれて、本番はドアを開けて面接官の顔を見たときにはもう緊張はなくなっていた。
でももともとあたし緊張感あんまりなくて、前日にもっと緊張感をもちなさいって言われてたんだけどね(笑)
だけどさすがに、試験１日目の午後（家に帰って面接の練習してたとき）は緊張したな～
他のメンバーが次々おわってその感想を言われたりしたもんにゃあね・・・
でもそれこそ、いい緊張感を持てた気がしたっ♪
わかんないけど、自分が頑張りたいと思うここぞの時には、ぜひ今までズルしないで頑張ってきた自分を思い出したいね。
今の自分と比べればあんまり昔の自分は好きじゃないけれど、だけど今回ばかりは、生まれてから19年間のうちの頑張ってきた自分をかき集めてつくりあげたでっかい自信がとてもパワーになった。
だからやっぱりこれからも、頑張っていきたい、と思います。
あたしはハッピーエンドがすき。
いつぞやのブログにも書いた気がするなあ。
あたしは、こんなハッピーエンドがあるなら少しくらい辛いことがあっても良いとさえ思う。
あたしはあたしのために頑張ってきたけれど、他の人のために、他の人が「よかったね」「頑張ったね」って言いながら安心してくれる姿がみたくて、頑張っていたのかもしれない。
なんだかずっと、今日みせてくれたある先生の心からの笑顔が頭から離れない。
本当に、良かったなぁ。
とかいって。
まだ結果は出てないけどね。
ハッピーエンドと思いきやバッドエンドだったりして・・・ぎゃふん。
そんなの嫌ー(*_*)
でも、もしそうだったとしても、あれがあたしのありのままの姿だからあんまり悔いも残らないかもしれない。わからない。
いい結果を、報告、できれば、いい、な、と、思い、ま、す。
とりあえずは、
応援してくれてた皆さん、ありがとうございました(^o^)／
明日は、はっちゃける日～
心から楽しめますように
しーゆー
