「あの人死ぬかもしれないね。」








LIVE中に彼がぼそりと独り言をつぶやいた。


いや、独り言にしてははっきりと聞こえた。



まあ、誰でもいつかは死ぬんだから適当なことを言ったのだろうと、
その発言に反応しないでもう一度LIVEを楽しもうとステージを向いたのだが。








1時間後、LIVE会場を後にし、「彼」と別れ家に帰った。

いまさらながら、なんもない所にすんでるな、と思ってしまうくらいこざっぱりした地域だ。

けど、今どきにしては珍しく地域の人々との繋がりが深い。そこが気に入ってあえて選んだのだ。


家に着いて自分が喉が渇いてるのに気付く。

コップに水をいれ喉を潤す。



ふと、「彼」の一言を思い出した。




「あの人死ぬかもしれないね。」







ただの独り言のはずなのにモヤモヤしてひっかかっている。

いや、あまりにも軽く言ってたせいで残ってるだけかもしれない。


まあ、寝て起きれば忘れるだろうと
ベッドに潜りこんだ。





















………………ピピ、ピピ、ピピ………






珍しく目覚めがいいな。


そんな事を思いながら
テレビをつける。




テレビの中で、最近よくみる新人アナウンサーが事件を知らせている。






被害者の顔写真がでている。








一瞬、体が強張った。








間違いない。











その被害者は、
昨日「彼」が死ぬかもしれないね。と言った、その人に間違いなかった。

































ヤル気が起きれば続きます。適当に書いてるので、マヂな誹謗中傷は止めてくださいねΨ(`∀´#)