9月開運祈願祭

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9月1日、開運祈願祭を開催しました。

台風が心配されましたが、土曜日ということもあり、席はすぐに埋まる程、沢山のみなさんにお越し頂きました。

最初に法話を行い、瞑想をして、心を落ち着かせ、懺悔のお経を読んで、皆さまの一切円満をご祈願させて頂きました。

途中、夕立ちがありましたが、皆さん雨宿りをしながら、話に花を咲かせて、笑顔でお帰りになって行かれました。

今月の法話は「喜捨」(きしゃ)です。

先日、山口県の山中で、2歳の男の子が遭難し、3日ぶりに救出される事件がありました。

その2歳児を救ったのが、この事件で一躍脚光を浴びた、スーパーボランティアと賞賛される一人の男性。

人助けをする行動力もさることながら、発する言葉の一つ一つが人々の共感を生みました。

「助けた児童にいつかまた再会したいですか?」
との記者からの質問に「いいえ。彼が元気に育ってくれたらそれで良いのです。もう会う事はないでしょう」と。

遠くから幸せを願い、見守る。
その姿勢こそ、現代における「菩薩行」ではないかと思います。

仏教には「喜捨」(きしゃ)と言う言葉があります。「喜んで捨てる」という事です。

捨てるのは「自分自身の執着」のこと。

私たち人間はさまざまな執着を抱いているものです。

「これだけしたんだから、これくらい返してね」
と言った具合です。これも執着です。

「相手が喜んでくれるならそれでいい」
というふうに、してあげることが喜びに変わることが「喜捨」の精神です。

執着、つまり「念」が残ってしまえば、これは「残念」に変わってしまいます。

見返りを期待せず、感謝を求めず、相手の反応に執着を持たない。これこそ「喜捨」なのです。

あのボランティアの男性に「喜捨」の心を感じたからこそ、人々が共感し、尊敬の念を感じたのでしょう。

菩薩というのは雲の上の手の届かない存在ではないと言うことですね。

心が変われば、いつからでも菩薩様のように生きることができると言うことを、あのボランティアの方から教わったような気がします。




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