本来は痛みを感じるハズがないにも関わらず,
痛みを感じることがあります。
こんな具合です。
患者:「先生、右腕の先が痛みます...」
先生:「そうですか、それはどんな痛みですか。」
患者:「なんというか...刺すような痛みです」
先生:「腕の先というのは、どの部分ですか?」
患者:「肘から先全体が痛みます」
先生:「なるほど。しかし○○さん、右腕は先週手術で切断して、
もう無いですよね」
患者:「はい、それは自分でもわかっていますが...
無いはずの腕の痛みを鮮明に感じるんです」
これは奇妙に聞こえますが,
実際,腕を切断した患者さんとドクターの間での会話です。
この切断して,もう無いはずの手の痛みを感じる現象は、
“幻肢痛”といわれ,
腕や足の切断後にかなりの確率で生じます。
この現象が何を意味しているかというと,
痛みを感じているのは,
身体の部分ではなく「脳」だと言うことです。
「脳」が,もう無いはずの腕の痛みを感じ取っているのです。
この例が示している重要なことは,
「脳」がどう感じるかで,
体の諸状態を決定しているという事実です。
昔の言葉で,
「病は気から」と言いますが,
これが科学的に証明されているといえます。
もちろん全ての症状に対して,
「病は気から」で済むというわけではありません。
しかし気持ちの持ちよう,
つまり脳の使い方で,身体へ良い影響を与えることは,
ある程度可能です。
その脳の使い方の一部について,
動画で簡単に説明してみました。
【YouTube プチ講義 脳から治す】←クリック
使える手段は全部使うべきです。