あなたに与えられた個性を憎むでもなく、おごるでもなく、その個性でもって、人々のためになることを、ただひたすらに実践してゆきなさい。


 それが、あなたの分を知り、分を果たすということです。すなわち、天命を果たすということなのです。


 もう、個性のことで悩むのは止めなさい。それは、天より与えられたものなのです。


 後は、その個性を、いかにすれば、より一層、ひたすらに人々のために役立たせることができるかを、自らの幸せを追い求めず、そして、他人に奉仕することができるかを、常に念頭に置いて生きてゆきなさい。


 もしも何らかの幸せが与えられたのならば、それは、あなたの個性と努力と奉仕に対して天が恵まれたものだと思って、素直に喜んで受け取りなさい。

 

 

 

 

 

 

    天川貴之

(JDR総合研究所・代表)