◎理性なき所に感情の幸福なし。感情の幸福は、理性によってこそよりよく確保されるものである。

 

 理性なく感性の奔放さだけに従って生きる人間は、ハンドルとブレーキをなくした爆走バイクに乗っているようなものである。

 



◎理性とは、我々を、感情の泥沼や断崖から守る垣根のようなものである。理性は、感情を殺してしまうことを意味してはいない。

 

 理性的であることによって、我々は感情による不幸から守られ、感情による幸福をよりよく享受することができるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    天川貴之

(JDR総合研究所・代表)