ヨーロッパ・ジャズを僕に教えてくれた
澤野工房を訪ねに、大阪に行って来ました。
レコード・CDの輸入販売を個人でやられていて、
今はレコーディングから製作・販売までされています。
とにかく澤野工房が選ぶ音楽はセンスがよく、
さらに音がいい!!
そこはとかにこだわっていらっしゃるようです。
(大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目21-16
定休日:木・金)
お父さんがやっていた履物屋さん。この場所は継いでくれ、でも家業は特に何も言われなかった。と言うことで、
好きだった欧州ジャズを日本に広げるため
輸入販売を開始されたと言うことです。
HMVの渋谷店、タワレコが「澤野」が面白いということで相次いで目をつけ、フェアを展開。
そこから渋谷を中心に"えらいこと"になったみたいです。
レコードやCDに澤野工房のシールをつけたところ
これが貼ってあるのを探しにくるオーディエンスが急増。一気にその知名度を増していきます。
現地の音のいい録音スタジオで収録したりすることもあるそうです。
欧州ジャズは、クラシックに根付いたプレーヤーの感性がすごく、さらに録音技師たちも、こじんまりまとまることのない仕事をするので、音が大変素晴らしいとのこと。
まさにその通りだと思います。
とにかく、カッコいいんです。まさに男のリリシズム。
輸入販売も最初は版元に500枚売るから、と言って苦い顔をされていたものの、今は1000枚は普通にはけてしまうので、交渉もスムーズだそうです。
余談で、最近のピアニストの方は録音にイタリアのFAZIOLI(ファッツィオーリ)というピアノのチョイスすることが多くなって来たそうです。スタインウェイやベーゼンドルファーから移って来たということで、ストラディバリウスにも使われる木材を使用しているとか。
攻撃的でないのに粒立ちのいい音でした。安らぎます。
プレーヤーにもちゃんとお返ししたいので、配信はまだ考えていないんですよ」(澤野由明さん)
澤野ファンにとって、至福のひとときでした。
お時間のある時は是非、立ち寄って見てください。
レコードやCDはここからも購入できます。
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