このところ、言いたいことがブログで書けなくなってきた。

 

自分を着飾ったり、自分の生活を見せびらかしたり、すごく盛ってみたりとか、そういう『偽りの自分』などはブログに書きたくはない。

 

僕はむしろ自分をさらけ出すようにブログを書いてきたのだけど、そのことがむしろ、どうしても歯車がかみ合わない感覚を作りだしてしまうというか。

 

 

 

 

以前も書きましたが、時間をかけて書いた記事ほど、なぜかイイネが付かない傾向があります。

努力が水の泡になる。

こういう「水の泡」を、いままで何度繰り返してきたのだろうか。

 

 

逆に、どうでもよくなって、

「ブログの間隔をあけるのがイヤ」というだけの理由で

「とりあえず適当に書いた記事」

をアップする。

 

 

すると、それがなぜかウケたりする。

 

 

意味がわからない。

 

 

 

 

先日も、自分の気持ちをすなおに書いたらイイネが記録的に少なくなった。

なんで気持ちが理解してもらえないんだろうと思って、その記事をフォローする記事も書いてみた。

だけどその自己フォローも、アップしてすぐに「理解してもらえるはずがない」と思い直して、元の記事を含め、フォロー記事をアップした数分後には削除してしまいました。

 

 

ついさっきも、この記事とはまったく違う「自分の本音の吐露」を書いてみた。

だけど、書くのに1時間以上かかったのに、読み返したらアップできなくなり、結局削除しました。

 

 

最近ほんとに自分の本音が書けなくなってきたと思う。

特に「フォロワーさんたちに伝えたいこと」がマジで記事にできない。伝えられない。

フォロワーさんにいまの自分の本音を伝えられないことが、結構つらい。

 

 

 

 

ブログを長く続けていると、

「フォロワーさんの態度や行動は、必ず変化していく」

ということを実感します。

 

たとえば長くブログを書いてる方、どうですか?

あなたのフォロワーさんは、変わらずずっと同じですか?

僕のフォロワーさんは半年、数ヶ月のスパンぐらいで、どんどん変わってきてると強く感じてます。

 

 

僕はHSP(Highly Sensitive Person、非常に感受性が強く敏感な気質をもった人)的な気質を持っていると、自分で確信しています。

僕の場合は、人間関係に対して異常と言えるほど敏感な性質がある。

 

このため、フォロワーさんの態度や行動がちょっとでも変わると、

『僕は何か気に入らない行動でも取ったのかも・・』

と、夜も眠れなくなるぐらいにすごく悩んでしまいます。

 

フォロワーさんが書いてくれるコメントの仕方が「いつもとちょっと違う」というただそれだけで、「その原因が僕にある」と思ってしまって悩むのです。

 

 

 

特に大事なフォロワーさんであればあるほどその悩みは強く、

それが長く続くと、次第に「嫌われてきてるんだ」と、被害妄想な感じに変わってしまう。

 

僕にとってフォロワーさんはすごく大事で、ブログを書く大きなモチベーションとなってますから。

 

以前すごく仲が良かった人も、次第に僕のブログから離れていき、フォローを外されてしまった人もいます。

あのときはあんなに仲良く会話してきたはずなのに、僕がなにか傷つけることでもしたのかな?と悩むこともしばしば。

 

すると、ブログを書く気持ちが萎えてしまい、ブログを書かなくなったり、ブログを書くのに(言葉選びに慎重になりすぎて)異常な時間を要するようになったりしてしまうのです。

 

 

僕もブログ運営が長くなってきて気づいたこともあります。

フォロワーさんというのは、「入れ替わりたちかわり」という面があるということ。

特に、毎日会話するような仲が良いフォロワーさんがいて、他の人がそこに「参入」してきた瞬間がヤバいと思う。

 

そういう場面が起きると、それまで仲が良かったフォロワーさんがフェードアウトしていなくなってしまうパターンを、僕は何度か経験してきました。

 

予想ですが、後から入ってきたフォロワーさんに遠慮して、前のフォロワーさんがコメントを書きづらくなったり、あるいは、ほんとはもうコメントをやめたかったけどいきなりやめたら僕に悪いと思って(つまり惰性で)やめられず、たまたま他の活発なフォロワーさんが現れ「脱出するなら今だ」的な感覚でコメントをやめフォローも外すみたいなことが起こっているのではないか。

 

その本当の理由は、その人、ご本人しかわからない。

 

もちろんそれを非難することなどできません。

そもそもフォローする、イイネする、コメントするなどはそれぞれ個人の自由ですから。

むしろこちらに気を遣ってお付き合いを続けてくれてたのなら、感謝しかありません。

 

ただ僕としては、コメント欄でさまざまな人といろいろ交流したいわけで。

一人入ったら一人出て行くというトコロテンみたい状況は、あんまり好ましくないです。

でも実際はそうなっている感じが強い。

 

不思議なことに、女性が運営するブログにはそういう傾向はあまり感じません。

たくさんの人がコメント欄にそれぞれ書き込んで、ワイワイガヤガヤやっているように見えます。

 

この差はいったい何なんだと。

これはやはり、僕の人徳のなさが関係しているのかもしれないなと、そこでまた悩む。

 

 

 

 

また逆に、僕自身が誰かのブログへの態度を変えてしまうこともあります。

 

そのきっかけはたいがいは、相手のブログの内容が変わったとき。

 

「イイネを入れたくても入れられない」ような記事をその人が書いてしまうことがあります。

1回なら良いのだけど、しばらくずっと続いてしまうときがある。

 

 

そういうブログに記事の傾向が本格的に変わってしまったような場合、フォロワーとしては困るわけです。

同意できないものは同意できませんから、

気持ちではイイネを入れたくても、どうしても入れられない。

その人が嫌いになったわけでも、そのブログ自体が嫌いになったわけでもありません。

ただ、イイネが入れられない。そういうブログもたまにあるのです。

それが長く続くと、過去どんなに面白いと思ったブログでも、次第に読まなくなりますよね。

 

 

『ああそうか、僕のブログも、そうやってフォロワーさんに嫌がられるような変化をしてしまったのかもしれない』

と思うときもよくあるのですね。

 

ただ自分としてはブログスタイルをあまり大きくは変えてないはずなんだけど・・・、と思ったりもします。

なのに、自分では気がつかないうちにスタイルが変わっているのかもしれないと思って、ではどうやってそれを修正したら良いのか、そこでまた悩むわけです。

 

 

もう、ブログに対して悩んでばかり。

 

こんなにいつもいつも悩みながらブログを書いてる人って、他にいるのかな?って思う。

 

ただ、世の中は狭い。

僕と同じように悩んでいる人も、やっぱりいるようで。

 

僕と同じような悩みの記事をたまに目にしたとき、

「そんなに悩んでばかりいるなら、精神衛生的に悪いので、ブログをやめちゃえば?」

そんな意見をコメントに書いている人も見かけます。

でもそうじゃないんだよなぁ、やめたくないから悩んでいるわけなのですよ。

その複雑な気持ちを理解してなくて、ただただ合理的に「やめちゃえば」と書いてる人を見ると、「なんか冷たいよな」って思ってしまうこともあります。

 

 

 

僕はブログを収益化することは一切考えてないため、記事は自由に書けるはず。

でも実際は、そういう気持ちに縛られて、すごく不自由な感じでブログを絞り出している感じ。

だからときどきブログ運営を投げ出したくなります。

 

フォロワーも増えないしね。

他の人は、後から始めたはずなのにフォロワーさんがどんどん増えてる人が多い。

まさに水戸黄門。

『後から来たのに追い越され』

 

 

いったい何のためにブログを書いてるのか、何を目的として書いているのか、自分でわからなくなることも多い。

 

 

ときどき思うのが、

「Amebaブログにつぶやき機能があれば良いのに」

ということ。

 

ブログとして書くほどのことでもない「たわいもないこと」を、フォロワーさんに向けてつぶやきたいことがあります。

Xなどでつぶやけば良いのかもしれない。

だけど、その方法だと、「Xでつぶやいた」ということをいちいちこのブログに告知しなくてはいけないのか?それは違うよね?って思ってしまって、結局Xでのつぶやきなどはあきらめちゃうのです。

 

 

 

僕のブログはもともとは『乳がんの闘病ブログ』です。

 

だけどこれも不思議で、乳がんの経過とか、いまの体調とか、そういう「まさに乳がんの報告」的な記事を書くと、なぜかこれまたイイネの数やアクセスが減るんですよね?

 

ほかの「女性が書く乳がんのブログ」はどんどんフォロワーが増え、イイネもコメントもどんどん増えていくのに、この差はいったい何なのか?と悩みます。

 

『どうして僕のがんの記録は共感されないのだろう』

と強く悩んだ時期があって、だからいま僕は、がんの記録や体調の変化などをブログに書かないのです。

書けば書くほどイイネが減るのなら、そんなの書かない方が良いから。

売れば売るほど赤字が増える、みたいなのと同じです。

 

 

この現象がどうしても未だに理解できません。

なぜ、男性が病気のことを書いても、世の中の人に共感してもらえないのだろうか。

 

 

乳がんが男性にも存在するということがまだまだ世の中に周知されてないし、同じ乳がんでも男性なので女性が共感しづらいというのもあるのかもしれません。

だけど、乳がんは乳がん、治療は女性の治療に準拠して同じような薬を同じように服用してきたわけだし。

 

違うのは性別だけですよ。

しかしそれがすごく大きく影響している。

 

 

 

それでもやっぱり病気のことを書けば反応が減るのなら、

「男性乳がんなんて興味ないんだね」

と、思わざるを得ない。

 

それどころか書けば書くほど逆に無関心ばかり実感するのであれば、書く気なんてなくなります。

だから僕は、がん関連の話は書くことをしなくなり、日常的な「ネタ」しか書けなくなった。

 

そんなブログ、きっと面白くないだろうから、アクセスやフォローやイイネが減るのは当然なんだろうけど。

 

実は間もなく僕は、がん告知された日から7年が経ちます。

その日は「がん告知記念日」として、毎年記事として書いています。

だけど、毎年いつもそれを書いては、イイネが少なくアクセスもなぜか減るので、毎年そこでまた悩むことになるのです。

 

 

 

ほんとにいつもいつも悩んでます。

どうしたら良いのでしょうか?