おはようございます。東京スイカ ツリーです。
昨日は国立がんセンター の初診でした。
さすがに昨日は疲れ切っちゃって20時に寝ました。
2日後の10月5日にまた検査が決まり、リンパ腫がガンかどうかまだわからなくて不安だし、体が興奮してるみたいなので10時間しか寝られませんでした。
十分すぎるほど寝てます
昨日はライブ中継でなんどもブログを更新したので、いま考えると、ブログの更新通知 が皆さんに大量に届いたんじゃないでしょうか。
DDOS攻撃みたいな、ジャンクメールみたいな通知をたくさん送らせてしまってすみませんでした。
自動でメールを送りつけた Ameba を叱っておきます( 人のせいにするな)
笑って、ごまかします。
さて、昨日の国立がん研究センターの様子とか診察内容をまとめますね。
皆さんの参考にして下さい。
(一番良いのは「参考にならないこと」 → 「この病院に通う事態にならないこと」、なんですけど。)
診察は10時30分予約なんですが、「9時30分までに行って下さい」と紹介元の病院に言われてました。
1時間も前なんて早すぎない?って思ってたんですけど、これがけっこう良い判断でした。
・・・ということで、僕は昨日10月3日の朝、築地の場外市場をちらっと見学した後、9時15分ぐらいに国立がん研究センターに入りました。
●9時15分~11時45分ぐらいまで
整理券を取り、初診の受付が終わって端末をもらうまでに、
これだけで2時間30分もかかりました。
受付がこ~んなに長かったのは初めての経験ですね。
1.9時45分頃~ 問診票の記入
はい、初診受付の整理券を取ってから、いきなり30分ほど待たされました
やっと初診受付に呼ばれました。
ぜんぶで9ページ分もの大量の問診票を書くことになりました。
既往歴を、重要な病気ごとにそれぞれ詳しく書く形式になっています。
こんなにたくさんの問診内容を書く経験は初めてでした。
問診票が書き終わると、その日一日持ち歩く「紙」と「携帯端末」が渡されました。
携帯端末は、患者の呼び出し/案内のために使う便利グッズです。
この端末さえあれば病院内のどこにいても「次に何をすればいいか」「呼び出されたかどうか」がわかるようになっています。
ただし、病院からは絶対出ちゃいけません。電波が届かなくなります。
この端末は、診察呼び出しのときは、光 と音楽 でお知らせしてくれます。
そのとき、「どの診察室に入るべきなのか」などの必要な情報が液晶に表示されます。
診察が近くなると1回めの音楽が鳴ります。
診察室に呼ばれるときは2回目の音楽が鳴ります。
2回目の音楽 は「イッツ・ア・スモールワールド 」。
僕が大好きな音楽じゃん。
ねぇねぇ、そういえば。
昔、TDLの「イッツ・ア・スモールワールド」に入ったとき、
人形が壊れてて、白目をむいたまま歌って踊ってました
白目で踊ってる人形、
がちのエピソードなんですよ
端末の音楽が鳴ったとき、音楽 を止めるためのボタン も一緒に光り ます。
なので、音楽が鳴っても焦らず、迷わず、止められます。
すごく親切な作りになっています。
これ考えた人、すごいな~
さらに。
呼び出しのとき、端末がブルブル と震える仕組みになっているので、聴覚障害者にも配慮されています。
また視覚障害者でも音楽 が教えてくれるので、きっと役に立つでしょう。
この端末の厚さは1cm以上あると思います。
この携帯端末をもらう前に、事前に説明書が配られます。
つぎに、ストラップ。
端末の説明書には
「落とさないようにストラップを付けることを推奨します。」
と書いてあるんです。
ただストラップは有料で、院内のローソンで買わなければなりません
僕はけっこう慎重な性格なので、端末を落とすのが絶対イヤで、すなおにストラップを買いました。
ストラップは、国立がん研究センター中央病院オリジナルのストラップ。
ただの無地のストラップじゃないので、まぁ、損した気分にはならないかな?
記念と言えば、記念となります。
ふつうの人はこんな経験は記念にしたくないでしょうけど、僕は以前から「悪い記憶は記念として上書きする」ことにしてるので、このストラップは好都合でしたね
2.診察1回目(13時30分頃)
10時30分の予定が、実際には3時間後の13時30分。
検査があるかもしれないと思って朝ご飯食べてこなかったので、おなかすいてるよね~
がまんしたよ~
診察ではまず、首のリンパのあたりを触診。
カルテには、
「リンパは動くが、ふつう ~ 硬い」
と書いてありました。
・リンパが動くか動かないか
・硬さはどうか
が1つの指針なんでしょうか?
紹介元の病院の先生からの手紙やデータをもとに、
いままでの経緯を詳しく聞かれました。
特に先生が気にしていたのはPET-CT検査をしたきっかけ。
PET-CT検査をしたきっかけを、先生はすごくしつこいように何度も聞きました。
よっぽどそこが重要なんじゃないでしょうか。
僕は元の病院では、
「良性かガンかかがわからないから」
としか聞いてないので、そのままそう答えました
あと聞かれたのは、うろ覚えなんですが、
(うろ覚えになってるところが、やっぱ緊張してたってことだよな)
・体に痛いところがないか
・痛いとか、自覚症状は無いか
こういうようなことをいくつか聞かれました。
いま考えると、
左手の親指以外の指の「第2関節」が今年に入って痛くなり、
整形でしらべてもリウマチなんかじゃ無く、
これもまた「原因不明」と言われたんですよ。
いまもまだ痛い。
だけど診察の時はテンパってるじゃないですか!
だから、ついつい、
先生の
「どこが、痛いところがありますか?」
という問いに対して、
なんて答えちゃった
もう~
自分っておバカさん
先生に言わなきゃいけないって、
3.検査(13個50分~14時20分ぐらい?)
この最初の検査は、基本的に患者全員に同じように行うと説明を受けました。
患者の基本的な現在の状態を知るためだそうです。
検査結果は、当日中にすぐにわかりました。
(1)血液検査
なんと、あの血液を入れる短い試験管みたいなヤツ9本分を取りました。
9本も取ったのは初めての経験です。
この病院は、初めての経験が多いなぁ
なお、9本のうち2本は研究標本の提供用なんですけどね。
国立がんセンターでは、今後の研究に生かすため、
任意で血液を2本、研究用に提出することを提案されるんです。
強制ではありません。
これは、初診受付がすんだ後に、その説明の場所に連れて行かれて説明されます。
僕はこういう研究には接触的に協力するタイプなので、
もちろん血液を提供させていただきました。
こういう研究に協力した記憶は、僕は今回で4回目です。
「ある有名な病気」が薬だけできれいに治るきっかけとなった、その薬の臨床試験にも参加しました。
その臨床試験の薬で、僕の病気もきれいに治ってしまいました
今日の検査結果は、特にガンに関わる大きな異常はなし。
(2)胸のレントゲン
「首のレントゲンは撮らないのか?」って最初は思ったんですけど、
この最初の検査が
「患者の基本的な現在の状態を知るため」
という目的を思い出したので、後から納得しました。
こちらも、検査結果は、特にガンに関わる大きな異常はなし。
(3)心電図
心電図のプローブ?を胸に付けるとき、ヒヤッ と冷たかった。
こちらも、検査結果は、特にガンに関わる大きな異常はなし。
4.2回目の診察(15時40分頃?)
長い。
とにかく時間が長い。
「1時間早く行くように」と言われた理由がわかった
皆さんももし国立がん研究センターに初診で行くことがあったら(そんな機会は無い方がいいけど)、はやめに病院に行って下さいね。
今日の検査結果では、ガンによる異常みたいな結果は特に出なかったと伝えられました。
僕個人的には、この「検査で何も出てこないという経験」をイヤというほど経験してるので、こういう「結果がハッキリしないこと」が、もういい加減にしてって思うほど、けっこうイヤなんですけどね
なんでいつもハッキリしないんでしょう?
そして先生がこれからの予定を話し始めます。
「大事な2点なのですが」という話し始めで、くわしく話してくれました。
(1)首のリンパ腫大がガンなのかそうでないのかを、とにかくハッキリさせること。
先生:
『今後、検査を繰り返してもガンかどうかハッキリしなければ、最も有効な手段として、リンパ腫を手術でまるごと切除して、生検をする必要があります。』
これはやはり、前の病院の先生がいていたことと一致しますね
以前の病院で生検をしているときの超音波写真をこのとき示してくれました。
この写真、見せてもらえて良かったです。
(前の病院では、この写真は見せてもらえてなかったんです。)
先生:
『このときの生検は、狭いエリアの細胞しか採っていないので、(判定に)必要な数のがん細胞が採取できなかった可能性があります。
針がこんなに細いですからね。
このため、手術でリンパ節をまるごと採って、あ・・、膨らんでいるところは複数あるんですが、それを生検するというのが最も確実なんですね。
だからその方向で行きたいのですが。』
ちょっとまて。
「膨らんでいるところが複数ある」とか、
前の病院ではいままで聞いてないし
前の先生がその事実を知らないはずはないと思う。
がんの専門医とそうでない医者とでは、やっぱり説明も違うの
前の病院の先生、ボーッとしてない
先生:
『前の病院で生検した細胞は、今日プレパラートで持ってきていただきましたが、こちらは細胞に詳しい先生によく診ていただきます。
手術の可能性を考えて、外科の先生にも診ていただきます。
手術ができるのかどうかも含めて外科の先生と連携したいと思います。』
おお、なんかすでに総力戦という雰囲気が
頼もしいですねーー
(2)もしガンだったら、そのガンが体のどこから飛んできたのかをハッキリさせる。
先生:
『検査の結果もしガンだったら、そのガンが体のどこから飛んできたのかをハッキリさせる必要があります。』
リンパ腫大がガンだったら、がんが転移してリンパが腫れたと考えるんですね。
・・・ということは、
リンパ腫がガンだった=ガンが転移してる
ということにいなるなので、ステージは一気に3か4ということになるのかな?
ガンで無いことを祈るしか無いです
先生:
『外科の先生にも見ていただく必要があるので、外科の先生のスケジュールと合わせようと思います。
前の病院でたくさん検査をされていますが、とりあえず大変かと思いますが、ここは検査は仕切り直しでいきましょう。
次の検査として超音波検査をすぐ入れるので、それをやりましょう。』
仕切り直しで検査し直すんですね。
ありがとうございます。
ということで、
2日後の10月5日に超音波検査をすることになりました
さすがは、がん専門病院ですね。このへんの対応がとても早い。
ふつうの病院なら、今日の検査結果だけでも1週間も待たされることが多く、さらに、次の検査はまた少なくとも1週間は待たされますよね。
ところが国立がん研究センターでは、今日の検査はいきなり当日わかり、次の検査はもう明後日だって。
対応が早いですね。
ガンは待ってくれないからね。
【良い子の皆さんに注意】
とはいっても、国立がん研究センターでは、原則としては、
「検査日と、その結果をお知らせする日は、別日となっております。
その理由は、検査したデータをきちんと精査してからお伝えする必要があるからです』
という注意が院内のモニターに表示されていました。
そりゃそうだよね。
検査結果はしっかり見てもらいたいですよね。
そしてすぐに外科の先生とスケジューリング。
ふつうの病院ではこうはならないと思う。
やはりがんの専門病院は連携がしっかりしてて、とっても安心できると感じました。
外科の先生のスケジュールの関係で、5日の超音波検査の後の診察は
10月11日火曜日
になりました。
この日は今日の内科の先生と外科の先生、両方に診ていただけることになりました。
内科と外科の先生両方同時に診察されるなんて経験はこれまでありません。
この連携が、がん専門病院を感じさせました。
もしこれでガンじゃなかったら、その後はここにお世話になることはないはず。
だけど、ガンなのかそうでないのかを早く知りたい僕としては、これだけでもこの病院に来た価値は十分にあると思いました。
やはり、思った通り、国立がん研究センターに来れて良かったです。
へへっ
5.会計(16時ぐらい)
会計してビックリ!
会計の機械には五桁の数字が!
11,540円
たっかっ!!
初診だからそんなにお金はかからないだろうとタカをくくってました。
念のため1万円札を別に隠し持ってて良かったよ。
(隠す必要あったのか? )
初診だから初診料が加算されるので高いのかな?って思ったんですが、領収書をよくみると、初診の加算は入ってないみたい。
病院の紹介状があったからだと思います。
やっぱり高いんだ
お金余分に持ってって良かった。
あれ?
また最後のオチがないよ
このままじゃ終われないでしょ?