東京都東京タワーの新規感染者数がどんどん減ってきているそうです。
なんの対策もしてないのにどうして?キョロキョロはてなマーク

大阪府カブトの新規感染者数が増え続けています。
なんだか東京を追い越しそうな勢い 炎 ですけど、どうして?

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みなさんこんばんは。東京スイカツリーです。
いつもイイネやコメントをありがとうございます。

なんだか大阪の新規感染者数が東京都を追い越しそうな勢い 新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前 で増えてますけど、
大阪に住んでいる方は、こういう状況って怖くありませんか?

なんでこんな状況になってるんでしょうか?

 

今回も公式データを調べたら、そうなるカラクリを見つけちゃいましたグラサン

1.まず、東京都と大阪府の人口を調べました。

東京都の人口:1396万人(2021年)
大阪府の人口:  881.8万人 (2021年8月1日)

東京都人口 ÷ 大阪府人口
 = 1396万人 ÷ 881.8万人
 =1.58倍

東京都の人口は、大阪府の1.58倍です。

2.次に、9月3日の新型コロナ感染者数を調べました。

9月3日の新型コロナ感染者数
東京都=2539人
大阪府=2305人

東京都 ÷ 大阪府
 = 2539人 ÷ 2305人
 = 1.10倍

この計算結果を見ると、
東京都の人口が大阪府の1.58倍なのに対し、
9月3日の感染は、東京都は大阪府の1.10倍なので、
たしかに、大阪府がそのうちに東京都を追い越しそうな勢いに感じます
というか、大阪府の方が人口が少ないのだから、こんな僅差なら、

大阪府はすでにもう東京都の数を実質的に追い越しているんじゃないか?

という気さえしてきますよね。

このあたりまでは、ニュース報道でもなんとなく感じる感覚ですよね。

怖いですよね。えーん

ところが。


3.検査人数を調べてみます。

いつもの通り、検査人数も見て見ましょう。

公式データとして発表されている最新の検査数のデータは
9月1日のデータのようです。

9月3日とは2日ズレますけど、まぁこれは仕方がないので目をつぶるとして。グラサン

東京都の検査人数 = 11,052 件
大阪府の検査人数 = 22,459 件

東京都 ÷ 大阪府
 = 11052 ÷ 22459
 = 0.49倍

これは、ひっくり返した方がイメージしやすいので、

大阪府 ÷ 東京都
 = 22459 ÷ 11052
 = 2.03倍

ほら、検査数を調べると、大阪府の方が東京都より2倍以上検査をしてるんですよ。

この事実に気づくことが非常に大事。


4.次に、人口あたりの検査数割合を調べます。

ここまでのデータは、実は、
 「東京都と大阪府の人口の違い全く考慮されていない
ということに、皆さんはお気づきでしょうか?
気づいていない人も多いのではないでしょうか?

人口を検査数で割ってみますと、

東京都の人口 ÷ 東京都の検査人数
 = 13960000人 ÷ 11052人
 = 1263.1人に1人を検査している(これをAとします)

大阪府の人口 ÷ 大阪府の検査人数
 = 8818000人 ÷ 22459人
 = 392.6人に1人を検査している(これをBとします)

つまり、人口の差を考慮した場合の検査比率は、
東京都A ÷ 大阪府B
 = 1263.1人 ÷ 392.6人
 = 約3.22倍

大阪府の方が、東京都よりも3.22倍も検査をしている計算になるのです。

「こと」は単純ではない、ということ真顔

大阪府は東京都を追い越してるように見えても、

検査数を考えると、むしろ感染者数はまだ全然東京より少ないんじゃないか・・・ということ。

●考察

先ほどの計算で、東京都と大阪府の感染者数の割合は1.10倍でしたが、
これはあくまでも「見た目上の差」でしかありません。
(報道の感染者数だけ見てるとここしか見えないのでダマされる)

実際には大阪は東京より3倍も検査をしているのに、

見た目上はどちらも同じぐらいの数値になっているのですから、
実際には、東京都は大阪府より約3倍も感染者が多いはず、という計算になるのです。

大阪の9月3日の感染者数が2305人だったのですから、
東京都と大阪府が全く同じ陽性率だったと仮定すれば、
東京の感染者数は、本当は
 2305 × 3.22倍 =7,422人
でないとおかしいのです。

東京都は、人口が大阪よりも1.5倍も多いにもかかわらず、
検査数は大阪よりも半分以上少ない状態だから、
報道される感染者人数は計算上の7422人にはならないのです。
遙かに少ない数字になってしまうわけ。

これが僕が何度も繰り返し訴えている、「東京都の数字のマジックトランプスペード

この計算からわかるように、
東京都は大阪府と比べて3分の1しか検査をしてません。

しかも、重傷者でも、ごまかしがされている。
重傷者の基準は「東京基準」という国よりもゆるい基準なので
重傷者も国の計算よりも少なく発表されています。

東京都がいかに感染者数や重傷者をごまかしているか、
これらの計算ではっきりわかるはずです。

全ては、オリンピックとパラリンピックを開催するためのごまかしでしょうね。

●これからの予想

僕の予想では、パラリンピックが終われば
東京都はそういう「ごまかし」を段階的にやめるはずです。
(ごまかしがバレるので、急には戻さず徐々に戻す思う)

こんなこといつまでも続けているわけにもいかないでしょうからね。
(心があるなら、だけど。サイコパスなら最後までごまかすかな?)

 

だから、パラリンピックが終わった後ぐらいのタイミングで、

発表される感染者数が再び増えてくる可能性があると思っています。

先日東京都が次のような発表をしたのを覚えていますか?

「いまはお盆と大雨の影響が出ていると思うので、まだ予断は許さない
再び感染が拡大する恐れが強い。」

僕はこの言葉は
 「本来の検査状況に戻すため詭弁
だと思っています。


東京都の検査数を大阪府並の「本来あるべき検査数」に戻せば、
当然、感染者数が増えるのは必至です。

東京はそうなることは初めからわかっているはずです。

だから、今のうちに
 「再び感染は増える」
と東京都は「先に予言しておいた」ということ。

本来の検査数に戻せば感染者数が増えるのは
東京都にとっては実は計算上予想済みなのですから、
この言葉は、本来の検査数に戻したときにバレないための
伏線、布石
のようなものです。

むしろこういうことを先に述べておくことにより、
感染者数が今後たとえ増えても、東京は責められるどころか
「東京都の予想が当たった!?
と思う人(つまりダマされる人)も出てくるというわけです。


●グラフで確認しましょう

さらに、以前からこのブログで繰り返し示してきたグラフを見てみましょう。
 

まずは前回のグラフ。



そして今日のグラフ

 



*注意*

注意して欲しいのはこちらは「7日間平均」だ、ということです。
7日間平均だと実態は見えにくくなります
東京都がわざわざ7日間平均を使うのは、
これも実は惑わせるためなんじゃないかと邪推してしまいます。*

このグラフ、僕の前回までの予想通り
やっぱり東京都の検査数は減り続けてますよね。

8月17日からずっと減り続ける傾向になっているのが

今日のグラフを見て、さらにはっきりしました。
僕が予想した通りでしょう?グラサングラサンニヒヒニヤニヤニヤニヤ


大阪府にはこれと同じ指標が表示されてないみたいなので、
大阪府と東京の両方にある指標(これも検査数)を使って比較してみます。



どうですか?

このグラフを見て、違いがわからない人はいないと思う。


グラフを見ても、明らかに東京都は8月17日から検査数が減少しているのに対し、
大阪府はむしろ検査数は増え続けているのです。


大阪府の方が東京都よりもずっと真面目に検査してるということです。ニヤリ

大阪府の方は良かったですね。
僕は東京ですよ。腹立ちますよ。ムキー

東京都の検査数は明らかに減り続けているのです。
検査数が減り続けていれば、感染者数が減るのは当然なんです。
こんな数字のマジックにダマされてはいけないのです。えー

しかし、報道ではいつも感染者数ぐらいしか報道されません。


上の計算やグラフのように、東京都と大阪府の人口比率を
考慮して比較するような報道は僕はみたことがありません。

だからテレビなどの報道を見ていると、まるで
「大阪府がどんどん東京都を追い上げている」
かのようにみえるのです。

 

結局、東京都が大阪の人までダマしているのと同じなんですよね。真顔

実際には大阪府は東京都の3分の1程度しか感染者はでてないはずなのに。

おいでかといって大阪府の方に「安心して」とは言えません。真顔
気を緩めず、感染対策はしっかり行って下さいね。ウインク

東京都は「なんの対策もしてないのに」
感染者数がどんどん減り続けていることの「異常さ」を、
報道は誰も指摘しないのはなんでなんでしょうね?
メディアは、そろいもそろってバカなんじゃないの?ムキーって思ってしまいます。

東京都の感染者数が減るのは嬉しいし、ぜひそうなって欲しいです。
でも、「今はまだ、信じられない」というのが、僕の今の思いです。

オリンピックを契機に国民の防御意識・危機意識が緩んでしまった今、
ごまかしなく、本当に感染者数が早く減ることを、もう祈るしかないのでしょうか。