皆、知らないところでちゃんと息をして、ちゃんと生きているのだな。
当たり前の話だが、普段改めて感じることは少ない。
なんでだろう。
今まで出会った人に、もう一度でもいい。会ってみたいなんてことを思った。
先週の土曜日の話。
フェイスブックで繋がった高校時代の友達に8年ぶりくらいに会ってお酒を飲んだ。
高校時代に可愛かったあの子はお嫁さんになった。
あの子は三人のお母さんになった。
そんな話が次々に上がる。
なんかショックだった。
写真なんか見せてもらったら、その子の旦那は普通の人だったりする。
複雑な気持ちになる。
そっか。
あの時。
あんなに可愛くて。
あんなに輝いていた。
誰の手も。
届かないと思っていた。
あの子は。
普通の旦那と。
普通の結婚をし。
普通に生きていくんだ。
普通に。
永遠に。
可愛い赤ちゃんを。
2人くらい生むのかな。
可愛らしいおばあちゃんになって。
僕らが夢見ていた世界の。
あの世界の住人ではなくなったんだ。
幸せって。
そんなもんなんだろう。
幸せって。
なんなんだろう。
人生って。
なんて。
なんて。
なんてちっぽけで。
なんて。
普通なんだろう。
もっと。
もっともっと。
大きな何かが。
僕達を。
待ち受けているって。
思っていたよ。
あの時は。
思っていたよね?
あの時は。
もう二度と会わないのかな。なんて思ってた人に、ふいに会って、僕の知らないところで苦しんだりもがいたりして生きてきたことを知る。
んー、なんかいいね。そういうの。
今だから話せたことだっていっぱいある。
もう話せないことだって。
変わらないねってよく言われる。
いいことなのか、悪いことなのか。
よく分からない。
でも、僕は変わらないねって言われることが嫌だ。
少なからず、僕は変わった。変えてきた。
嫌いな自分は自分で殺した。
今の僕は、僕でありながら、もう以前の僕ではないのだ。
見た目だとか、上辺だけで僕という人間を判断しないでくれ。
それでも変わらないって言われるのだとしたら、本当に僕は変わっていないのだろう。
変わらなきゃな。
もっといっぱい、今まで会ったことのある人にいっぱい会って、新しい僕を伝えていきたい。
