ようすこのスコスコ日記-IMG_3352.jpg

御塩「小野、今日はお前をぶっ潰す!」


小野「私、結構お酒強いんで、負けないと思いますっ!」




その日は13日の金曜日。
僕は、何か不吉な予感を感じていた。
でも、それは13日の金曜日だという、ジェイソン的なものから来るもんだと思っていた。


まさか、その不吉な予感が、あんな形で的中するなんて、その時は知る由もなかった。




冒頭の諍いは、先輩の『御塩さん(仮名)』と、後輩の『小野ちゃん(仮名)』が、酒の強さで張り合いだしたところだ。


小野ちゃんとは。
入社2年目の女の子で、今年3月に同じチームに配属された子である。
辞めてしまった『吉町ちゃん(仮名)』の仕事を引き継いだ期待のルーキーである。



小野ちゃんが、「自分は酒に強い」発言をしたため、御塩さんがその気になり、勝負を挑んだのだ。



こうして、ガールズバーにて、2人のテキーラ一気飲み大会が始まった。



2人は、テキーラを6杯も飲んだ。
僕は、一杯だけでクラクラしてしまった。



勝負の結果。
軍配は御塩さんに上がった。
可哀想に、自信満々だった小野ちゃんは、潰されてしまったのだ。



小野ちゃんはフラフラで歩けなくなってしまった。
しかも、気が付けば終電は既になくなっていた。



酒に酔ってフラフラの女子を置いてなどいけない。
そんなことしたら、汚いホームレスにイタズラされてしまう。


これは、御塩さんか、僕の家に泊めてあげるしかあるまい。



話し合った結果、部屋がキレイで、場所も近いという理由で、僕の家に泊めることになってしまった。



内心、狼狽えていた。

女子を僕の部屋に泊めるなんてっ。
何かあったらどうするのだっ!?
何かがあっては手遅れだぞっ?!



結局、御塩さんも自分が潰してしまったという罪悪感があったのだろう。
御塩さんも泊まることになった。
あーよかった。



肩を貸して、ヨロヨロと千鳥足になりながらも、なんとか小野ちゃんを部屋に連れてくることができた。



小野ちゃんは、スーツを着たまま、ベッドに入るや否や、ヨダレを垂らしまくりながら眠ってしまった。



女の子のそういう姿は、どんな子でも見たくないものだ。



そう思いながら、僕も結構お酒を飲んでいたので、いつの間にかコタツで眠ってしまっていた。








「う~ん。う~ん。」








真夜中。
何者かの呻き声に、僕は目覚めた。








「う~ん。う~ん。」








声のする先へ、僕は視線をやった。








!!!!!??????








この世には、決して見てはならないものがあると思う。






信じられない光景が、そこには繰り広げられていたのだ。





次回。
『ゴリラの遺伝子(仮)』
にて、僕が何を見てしまったのかをお伝えしようと思っているんだ。