今日、学校の1号館にクリスマスツリーが飾られてた。
「明日から12月かぁ」と思いながら、「世の中の恋人達消えちゃえ!」と、とっても非人道的な事を思ってしまった。
でも無理もない。
クリスマスに女の子と過ごした記憶、僕にはないのだから。
こんな僕を、笑いたければ笑うがいいさ。
でも笑った所で一体なんになる?
僕を笑った瞬間に雲の隙間から太陽の光が漏れて、あなたを輝かしく照らすのか?
それとも、大海原が、ある一筋の線から両側に裂けていって一本の大きな道を作り出し、あなたを対岸まで導くのか?
そんな訳あるはずない。
僕を笑った所で、残るのは虚しさだけだ。
高校一年の時、当時好きだった女の子にプレゼントを買って、その子の家の近くまで持っていったとゆうのが、僕の唯一のクリスマスの思い出だ。
僕はその女の子が死ぬ程好きだったものだから、逆に何をプレゼントしたらいいのか、サッパリだった。
友達の女の子に聞いてみたら「身につけるものがイイよ」と、アドバイスをくれた。
けど、僕とその子は別に付き合ってる訳でもないし、そんなもん上げたら引くんじゃないかと思い、どうすればいいんだぁー!となったけど、結局、水色の玉のボンボンがついた髪をまとめるゴム(わかるかな?)を買った。しょぼい。
そのゴムを買った雑貨屋の近くには中学校があった。
僕は一緒に買い物に行った友達と二人で、その中学の校舎に忍び込んで、なんかモヤモヤしてたから、どっかの教室の黒板一面に「○○ちゃん好きだー!!」と、デカデカと、まるで宣戦布告かと言う程に大きく書いて、走って逃げた。
迷いのない、いさぎのよい筆跡であった。
息を切らしてグラウンドに出て、まだモヤモヤが消えなくって、近くで練習してたサッカー部達の輪にボールを思いっきり蹴り込んで、走って逃げた。
そして、その後、その女の子に振られて、それっきりクリスマスに女の子との思い出はない。
別にこの季節、恋人等が手を繋いでたって、腕を組んでたって、僕は羨ましくも何ともないよ。
全然そんなの、屁でもない。
そんなの僕には関係プーだ。
ザマー見ろ、バーカ!
………。
「そんなこと言って、本当は羨ましくて仕方ないんじゃないの?」ですって?
…へっ!
何を言ってらっしゃいますか!
笑いが止まりませんわ!わっはっは!
そんなもの……
超うらやましいに決まってるじゃないかよぇぁぉぃえぁ!
ちくしょーーーーーー!
うわーん!
恋人達なんか、大地震が起きて、地面が真っ二つに割れて、引き裂かれてしまえばいいんだ!!わー!
