
こんにちわ。
小学校の赤白帽を変形させて被り、「ウルトラマーン」と言って遊んでいたようすこです。
僕は梅田の街をあてもなく歩いた。
少し歩くと商店街があり、その中に入った。
すると「梅田花月」とゆうお笑い芸人がライブする劇場があり、まだ有名になれない若手芸人と思われる人達が入り口付近で大声を張り上げて客の呼び込みをしていた。
「当日チケット、残りわずかです!」
「本日、友近がでます!友近出ます!」
福岡にいたら絶対テレビ以外では聞けもしない芸能人の名前を聞いて、少し感動した。
大阪にいるだけで、彼らに一歩近づいたような錯覚になった。
「絶対に九州を飛び出したい」と改めて思った。
商店街を少し外れると、なにやら怪しい店々が並んでいた。
「快感マッサージ」
「なんとかヘルス」
「ほにゃららサロン」
ピンクに発光する看板には女の人が悶絶する姿が写っており、物凄くモヤモヤしたものが店の周囲に立ちこめているような感じだった。
恐くなって僕はその場から逃げるように逃げた。
その後、またフラフラと歩いていると、僕はあることに気が付いた。
「あれ?ここの道、さっきも通った…」
気が付くと、僕は同じ場所をグルグル回っていたのだ。
「やばい!道に迷った!!もう面接会場に向かわないといけないのに!!」
僕は焦ってしまい、気が動転して、どこに行けばいいのか全くわからなくなり、「ヤバイ、このままじゃ面接に間に合わないよ、どうしよう!」となってしまい、自分が情けなくなって、途方に暮れて俯いて歩いていると、目の前に大きなビルが現れて、見上げてみると、なんと奇跡的にもそれは面接会場のビルであった。
そしていよいよ、僕にとって初めてとなる就職面接が始まった……!!!
まず、広い部屋へ案内され、数十名いると思われる他大学の学生と共に面接の説明を聞いた。
その後、順番順番に数人ずつ隣の部屋へ呼ばれ、面接官二人対一人で面接が行なわれた。
面接は終始フレンドリーに行なわれ、緊張は余りしなかった。
ただ僕は伝えたい情熱が山ほどあって、結局自分でも何を言いたいのかわからなくなってしまった感があった。
物凄く悔しいけど、僕はここで脱落かな、と思わざるをえなかった。
他の学生に負けないくらいの情熱とやる気と才能があると信じてるから、尚更それを伝えきれなかった自分が腹立たしくて情けなくて、尻のウンコを拭き足りない思いだった。
面接がおわった僕は、悔しさを紛らわす為に、一目散にある場所へ向かった。
その場所とは、
「道頓堀」である。