こんにちわ。

自転車で街を駆け抜けたら気付くと頭にクモの巣がたくさん引っ掛かってるようすこです







今日は珍しく夢を見た。

しかも何か変な夢だった。



その夢から目覚めた時、何故だか暫らく胸の奥がキュンとなって消えなかった。





この前、本を読んでいたら、‘夢を見た時はその内容をメモ帳に書き留めておくと忘れる事がなくて良い’と記述されていたのを思い出し、急いでメモ帳とペンを手に取って覚えているだけの夢の内容を書きなぐった。



不思議な事に、夢から覚めてまだ数分しか経っていないとゆうのに、どうしても思い出せない所があったりして、まるで夢は手を離してしまった風船のように追い掛けても追い掛けても逃げていくもんだと思った。



だから、所々記憶が曖昧なので内容が断片的になってしまうかも知れないけど、どんな夢だったかを此処に記録しておこうと思う。







その夢の中では、僕は高校3年生だった。



僕には可愛くて真面目なガールフレンドがいた。しかもその子は成績優秀の優等生で、そんな子が自分の彼女であることが僕の自慢だった。



彼女の名前は「愛子ちゃん」



そんな愛子ちゃんと放課後にデートしたり、毎日平凡に普通の高校生活を送ってた。

幸せな日々を送っていた。





そんなある日、(確か季節は今くらいの時期かな?)ある女の子が僕の家を訪ねてくる所から話は始まる。





その子は髪の毛は金髪で、耳にはピアスを開けていて不良っぽいが、肌の色が透き通るように真っ白で、綺麗な瞳を持った、人形のような女の子だった。





その子の後ろには母親と父親が立っていて、女の子の腕には可愛らしい女の赤ちゃんが抱かれてた。





僕とその子は全く知らない仲ではなかった。

でも僕とその子はほとんど接点の無いような仲だった。



その子は「リナ」とゆう名前だった。



一応お互い知ってはいるけど、リナは高校に行ってなかったとゆう事もあり、少し不良少女的で、僕はごく平凡な真面目な高校生だったので、お互い住む世界の違う人間同士といった感じだったのだ。





そんな関係の僕に、一体彼女は何の用なんだ、しかも何なんだ、その腕に抱えた赤ちゃんは、と思ってた。





すると彼女がゆっくりと、こう言った。









「この子の父親、あなただから」









……。









…へ?





驚いた。



実際、その子は僕の子だったのだ。

確かな証拠は無いよ。だけど本当にその子は僕の子だったのだ。





矛盾してるけど、実際そうだったのだ。

夢なんだからツジツマが合わないのは仕方ない。

夢の世界では過程より結果なのだ。



その子は確かに僕の子だったのだ。





彼女達を部屋に通して、彼女の家族と僕の家族とテーブルを挟んで向かい合い、なんか色々話し合った。

僕は彼女のお父さんや自分の父親に殴られたかもしれないし殴られなかったかも知れない(そのへんは記憶が曖昧)。





そんで、話し合いの結果、僕と彼女は、僕が高校を卒業したら、なんと、結婚することになった。(ひぇ~)





あまりに突然な話で、呆然とした。

僕の自慢の可愛い彼女、愛子ちゃんの事が頭に浮かんで、愕然とした。





僕は何か大切な物を無くしてしまったような、凄い喪失感を覚えた。

でも、赤ちゃんの顔を見たら、可愛くて、なんか複雑だった。







リナは僕の学校の近くにある病院に、赤ちゃんと入院していた。

別に彼女や赤ちゃんが病気にかかっちゃったとか、そうゆう事ではないんだけど、何故かずっと入院してたのだ。





僕は毎日、学校が終わると自転車に乗り、校門の坂を一気に下り、大きな川に架かった橋を渡り、目の前にある病院の後ろからこちらを照らす夕焼けを浴びながらリナと赤ちゃんに合いに行った。



僕はガールフレンドの愛子ちゃんには、リナの事は言わなかった。

そして、僕は理由を言わないまま、毎日愛子ちゃんとのデートを断り続け、病院に通っていた。



でも愛子ちゃんの事が嫌いになって、リナや赤ちゃんの事が好きになったから毎日病院へ行っていた訳ではなかった。



むしろ逆だった。



病院には、ほとんど義務的に行っていた。

リナや赤ちゃんの顔を心から見たいとゆう気持ちではなく、父親になったとゆう責任意識から、僕は毎日病院に通っていた。





本当は愛子ちゃんとデートしたかったし、愛子ちゃんととにかく一緒にいたかった。

毎日病室でリナと赤ちゃんを見る度に、「なんでこんなことになっちゃったんだろ」と憂欝になった。



でもいつも、リナは赤ちゃんと二人でニコニコして、僕が病室を訪ねてくるのを待っていた。

僕がやってくるとリナは幸せそうに、その日に起こった面白赤ちゃんエピソードをニコニコしながら僕に話していた。



僕みたいな、普通の、平凡な、どこの馬の骨かもわからないような男に、幸せそうに、毎日毎日、話をしてた。



凄い複雑な気持ちだった。







そんなリナ達に毎日触れ合っていくうちに、次第に僕の心に、ある気持ちが芽生え始めていくのに気が付いた。







『僕みたいな男でも、この人達は必要としてるんだ』



『この二人を守らなきゃ』









それまで、幸せそうに話をしてくるリナに対し、どこか冷めた態度を取っていた僕は、いつしか笑顔でリナと会話するようになり、赤ちゃんと三人で散歩したりするようになった。



いつのまにか僕は彼女を好きになってた。









それから僕は、全てを愛子ちゃんに話した。



愛子ちゃんは泣きじゃくり、

「何かの間違いよ」

と言って信じようとしなかった。



僕はずっと黙ってた。





何も言わないとゆう事が、愛子ちゃんへの最も分かりやすい答えとなり、ようやく全てを信じた彼女は

「最低男」

「裏切り者」

「消えろ」

「二度と顔を見せるな」

「死んじまえ」

など、好き放題僕を罵倒した後、去っていった。







そして僕は高校を辞めて、訳の分からん所で働き始めた。

そして結婚した。







物凄い喪失感だった。

小さい時から大事にしていた宝物をボカーンと壊されたような、そんな気持ちだった。

それと同時に、誕生日とクリスマスとお正月が一度にやってきたかのような、不思議な喜びを感じた。

胸がキューンとなった。





その後も、なんか色々あったけど忘れた。





そして目が覚めた。





僕の胸キュンな気持ちがこの文からじゃ中々伝えきれなくて悔しいです。

しかし僕はこの夢から覚めて胸が苦しくなるほどキュンとしていました。





ほとんど接点の無い女と何で子供ができるんだ、とか、なんで既に子供生まれてるんだ妊娠した時点で言えよ、とか、何でいつまでも入院してんだ、とか、ツッコミ所は沢山ありますが、そこは夢の話ですので目を瞑って下さい。

夢は過程よりも結果です。

『そうなっていたからそうなった』

そう理解して頂くしかありません。

悪しからず。