こんにちわ。

一日に五度、恋に落ちる ようすこです。

だって皆、可愛いんだむぉーん!





最近、僕は学校周辺を夜遅くまでウロつく事が多くなってきた。

就職対策講座を受け始めて、夜遅くまで学校にいる事が増えたからだ。





プラプラと歩きながら夜の街を眺めていると、昼に見れる街並と全然違って驚かされる。





まず何が昼と違うかって、カップルの数が夜は凄い多い。

高校生は部活が終わって、カップルでチャリンコに二人乗りして帰ってるし、大学生はバイクに二人乗りしてどっかに行ってる。





もう見てるだけで嫌な気分だ。



二人乗りなんか大嫌いだ。

二人乗りなんかする奴の気が知れない。

何が面白くって二人乗りなんかするんだ。

ふざけんな!何が二人乗りだ!ばか!あほ!間抜け!うんこ!

二人乗りなんかこの世から消えてしまえ!









…まったく。





え?そんな事言って本当は女の子と一緒に二人乗りしたくてたまらないんじゃないのかって?







…ふ、ふざけんなっ!

だ、誰に向かってそんな馬鹿な事聞いてんだお前!



俺がさっき何て言ったか聞いてなかったのかよ!





二人乗りなんてふざけたもん…













超やりたいよーーー!!!

女の子と二人乗りしたくてしたくて堪らないよーーーー!!!

うわぁーーん!







だって、二人乗りって超いいんだ。

バイクでカップルが二人乗りしてるの見てた。

そしたら、男に女の子が超くっついてんだ。抱きついてんだ。



それを見た瞬間、僕は、気付いたらそのカップルをずーっと見とれていた。







僕は自分を二人乗りをしてるカップルの彼氏に置き換えていた。



僕の意識は僕の体を飛び出し、走り去っていくバイクを運転する彼氏の体に乗り移っていた。



僕の目の前に広がる景色はどんどん流れていっていた。

彼女の手がお腹に回っている。

背中には彼女の頬と、胸が当たっている。









まるで、背中に彼女を乗せて、空を飛んでいるような気分だった。