ここでは縁遠いような言葉
昨日、言ったように明治座に歌舞伎を見に言って来ました。
明治座って、明治6年に歌舞伎の芝居小屋として誕生したんですって。
今回は、16年振りの歌舞伎公演。
市川亀治郎さんは昼の部だけなので、私が見た夜の部には出演されてなかったです。
まずは『怪談牡丹灯籠』
お互い好きなのに、お互いに相手は死んだと嘘をつかれ、実際に死んでしまった2人。
あのね。
私、何で死んだのか
いまだにわからないんです…
そして、死んだ女の人が幽霊となる。
その事に絡んだ2組の夫婦が江戸を離れ、2人が死んだ1年後に呪われたように、事故死のように死んでしまう。
そんな物語。
たぶん、そんな話だったと思う。
そんな気がする・・・
はい、お察しの通り睡魔というものが忍び足でやって来ました。
私は必死に耐えました。
でも、気づくと顔が少し下を向いているんです。
だって、ブンブンブンシャカ出来なくて、真っ暗な静かな中で声が聞こえて来るんですもん。
ミュージカルや普通の舞台と違い、必要最低限のセリフ。
私、勘違いしてましたが全部あのような話し方じゃないんですね。
あのようなって、どのような
普通の話し方も交えているんです。
でも、話が見えているような見えてないような感じで、じっとしていると
幕間を挟み、今度は踊り。
三味線や鼓などを奏でる方達が舞台の後ろにいます。
『高杯』という、中村勘太郎さんの踊りです。
下駄のタップが組み込まれていて、踊りだけで話を表すんですが不思議と話がわかるのです。
すごい表現力です
昨日、一番感動した事です。
下駄でのタップもすごいです
普通に下駄の刃を利用したもの、それ以外にも重心を前や後ろにかけたりして。
素晴らしいものでした
私が想像していた歌舞伎とは違っていました。
思い込みはいけませんね。
今回も若手4人が中心のもの。
歌舞伎を親しみ安くしています。
歌舞伎は高いものと思われがちですが、席によっては手頃な値段で見れるんです。
以前、市川海老蔵さんが言っていましたが一幕だけでも見れるそうなんです。
これなら安く見れるので、そういうところから歌舞伎を見に足を運んで、歌舞伎に慣れ親しんで欲しいと。
有料ですが、音声ガイドというのがあるので、それをイヤホンで聞きながら見ると、舞台の様子がわかりやすいようです。
『感想を聞かせて』という声に、ブログをアップしたんですが睡魔に負けた私。
感想なんてほどのものではありませんでした
でも、楽しめました。


