箱根に来ています。
雄ちゃん、逃亡して来ないかなあ。
かくまってあげるのになあ。
でも、雄ちゃんと一緒
ひまわりのネールシール(見にくい
)
)私が箱根湯本に来ている理由。
私の幼稚園の時からの、40年仲良し母親
4人組。
その中のFさんは何年間前から、少しずつ痴ほう症になり、
階段で転び、そのまま寝たきりとなり3年前に亡くなりました。
自分の母親が生きていると思い、実家のお店(八百屋)に来ては私達に話をしていました。
そして買ってある物を、また買ってしまい冷蔵庫が満杯状態でした
そして買ってある物を、また買ってしまい冷蔵庫が満杯状態でした
Fさんがまだ元気で、あまり痴呆が進んでない頃、4人組で行くであろう最後の旅行
に行きました。
なかなかの珍道中で、楽しい思い出が出来て、母は楽しそうに話をしていました。
私には、頭にそれが残っていました。
今、Oさんがアルツハイマー症になってしまいました。
私は『春になって暖かくなったら、行かれるうちに旅行に行って来なよ』と、母に言っていました。
でも、実行されず…
たびたび、母からOさんの話を聞いていました。
私も何回かあったりしていました。
最近、急に症状が進んだ事を聞きました
梅雨が開けてから、涼しくなってからでは遅いと直感しました。
母は、もう一人の方Tさんと『もう、旅行は行けないね。私達だけでは連れていけない。今度、2人だけで行こう』と話をしていたんだ。
と、寂しそうに言っていました。
その後も、色んな世間話をしていましたが、母の寂しそうな顔が家に帰ってからも離れませんでした。
母は一時期、膝を痛め、今も2週間に1度注射をしに行ってます。
Tさんも長年腰を患っていて、昨年手術をしました。
母とTさんで連れて行くには、何かあった時に体が利きません。
私は、旦那さんや子供達に相談しました。
少しでも若い、体が動ける私が一緒に行けば実現出来るのではないかと。
『やっぱり、早くに行っておけば良かった』
と、後悔して欲しくありません。
私も、もっと強く勧めれば良かったと後悔したくなかったです。
それに、母とTさんだけで行く事も話だけで実現される事はないだろうと、思いました。
旦那さんや子供達は、口を揃え『そうだね。行ってくればいいよ』と言ってくれました。
私は、次の日すぐに母に電話をして、私の思いを伝えました。
それから、2週間。
今、箱根に来ています。
部屋から見た風景
心配しているより実行に移し、何かあったらその時に対処すればいいんだと思います。
簡単な事ではないと思います。
Oさんが、急に『家に帰る』と言うかもしれません。
家では、お茶を入れて来るとお鍋に水を入れ、そこにお茶葉を入れて、おかしいと思わないそうです。
Oさんのご主人は『電車も長く乗ってられないかもしれない』と、おっしゃっていたそうです。
でも、私が一緒に行くという事で送り出してくれたそうです。
子供の時、みんなで箱根や京都など旅行に行っていました。
私にとっても、母の友人だけではないのです。
いずれ、みんなが通る道『老い』
頭ではわかっているのですが、寂しいです。
でも、この旅行は楽しい思い出をたくさん作りたいと思います。
その方が覚えていようといまいと、いいんです。
思い出は残ります。
時々、思い出してくれれば
見えにくいけど、日本酒が…
楽しみニダ








