🎉2022🎉
入れ歯を作っていくって話
新年あけましておめでとうございます。
2021年我々は国家試験を無事通過し、新米歯科医師として社会に放り投げられました笑
激動の1年を振り返ると本当に濃密な時間であったことを再確認させられました。
初日から上級医より、「じゃあ治療しておいてっ!」って言われ、呆然となった記憶があります。笑
ほんとに何も出来なかった二人ですが、少しずつではありますが出来る治療も増えてやりがいを感じてきているところでございます。
ところで皆さまの周りには「入れ歯」を使っている方はいらっしゃいますか?
失った歯を補う治療は主に3つあります。
- インプラント
- 入れ歯
- 橋渡しの被せ物
今回はこの入れ歯に関して少しお話ししようと思います。
入れ歯は主に2種類
- 全部入れ歯
- 部分入れ歯
があります。失った歯の半数によって形状が変わってきますし、患者様の口の形によっても形状が変わってきますので、この世に全く同じ形状の入れ歯は厳密にはありません!(このことで私たち研修医は大いに悩まされます笑)
今回は昨年担当させて頂いたケースを少し紹介します🤏
入れ歯ってどういう工程を経て作られるかご存じですか?
型取り(誰もが経験した口の中にベチャッとした物を入れるやつ)を行い治療がスタートするのですが、
多くのステップを踏む事で患者様がしっかりと物を食べる、喋る、口元が綺麗になるが実現します。
そこから数ステップを踏むと、蝋で作られた入れ歯の原型の様な物を作ります。
↑これが本当に大変でした笑
模型上に蝋を盛り、人工の歯をつけていきます
噛み合わせと審美性、発音を意識しながら作っていくのですが、究極論、患者様の趣味嗜好に合わせないと意味がなく、理想的な形状に作ったのにやり直しをするという悪魔のようなことも起こります。笑
出来上がった蝋の入れ歯を一度口に入れて、審美性や発音を確認するステップをした上で、最終的な入れ歯を作っていくのです。(基本的には歯医者がやるのは、型取りと設計で、入れ歯自体は歯科技工士さんという国家資格を持った専門家が作ってくれます!)
↑
今回は上級医より一から作る機会を頂いて作らせて頂きました!
最後に入れ歯を口に入れる瞬間はとても緊張したのを覚えています
入れ歯は一度入れたら治療が終了する訳ではありません。
何回か調整をする事で患者様に合った入れ歯が出来上がっていきます!
今まで歯が無かった人や、食べるという基本的な動作に障害があった人に、食べる喜びと喋る喜びを思い出させることができる仕事は本当にやりがいがありますね!
そんなこんなで一年本当にあっという間に過ぎ去っていきましたが、来年からも頑張って修行を積んでいこうと思います!
ちなみに本日は、彼女と友達で御来光を拝みに行きました!
今年より少しずつブログを更新していくつもりなので、どうぞよろしくお願いいたします。
↑この正月で買ったもの達
ラベルレスの炭酸水は環境にもいい上に捨てるのがとても楽
歯磨き粉は、GUMを愛用してます。
無駄な成分入ってないのでね
では!