前回の分解、ブラスト処理、黒染めから組み立てつつまずはここまで来ました。
ストックはバッテリーレスとし、スクリュー1本で取り外し式となりました。
そして今回の肝、バッテリーはハンドガード内臓とし、内部は掘り込み。
強度確保、配線の為にバッテリーは比較的交換しやすい7.4V600mAリポバッテリーとしました。
今回のメカボは基本ノーマル(+FET)ですので負荷が低くこの容量でも半日は使える計算です。
コネクターは小型で接触不良が出にくいバナナソケット型のXT-30。
ココからフレームは研磨処理でビンテージフィニッシュ!
実物の画像にちなんでアッパーフレームを強めに研磨します。
木パーツは悪くないですが少し家具っぽい雰囲気のメーカー製。
ハンドガードも例に漏れず家具屋の製品、、、
まずは表面の染色を削り落とします。
グリップはエッジを落としつつ少しだけ傷を追加。
色はメープル系ではなくこげ茶の強いチーク、ウォルナット系。
ハンドガードはS打刻を入れつつエッジの丸めなどを中心に研磨切削。
木パーツは金属加工に比べ圧倒的に柔らかいので作業は楽ですが削りすぎてしまわないよう力加減が変わります。
特にトイガン用木パーツは角ばっている傾向なので形を変える時は一気に変えていかないよう、地味に注意しながらやってます。
仕上げはやりすぎない程度の焼き処理、黒ずみ処理を経て、、、
ついに完成です!
ベトナム戦時まで長く使い込まれたビンテージなトンプソン。
フルメタルとなるKINGARMS製となるのでメタル感は抜群。
木部パーツもラウンド加工含めて風合いはなかなか、、、
ここからさらに使い込む事でリアルな傷やリアルな風合いが加味される流れとなります。
個人的には過去にストックの構えにくさから敬遠していたトンプソンですが、、、ストックレスもいけるとなると逆に欲しくなります(笑