エアソフトガン ヨウスニクスブログ

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ハードリコイルカスタムやトレポン、GBB、電磁弁とほぼなんでもカスタムするブログ
元サバゲチーム PLATOONブログです
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前回はサクッとアウターバレルの全長最適化、バレルスイベルクランプのくびれ加工をおこないましたが今回は!


実物でもおこなわれてたカスタム手法のRPDスネイルコンテナ装着!

これはベトナム戦後とも言われるカスタムですが、ミシガン工場で作られたと言われる樹脂製ボックスコンテナが給弾不良や破損などあったという話があり、7.62 x 39mm弾のRPD100連スネイルコンテナが5.56mm弾ではサイズ的にほぼ150連になると言う素晴らしいサイズ感になります。

鉄板プレスでできているので滑りも最高です(笑


それにしてもいつ見ても下方向に長めにオフセットされたコンテナ位置。

これはフィードシューター部が無い弾薬が裸の状態でトレイに流れ込むのと角度的にネガティブになるのでシュート距離を長く設定しているものと思われます。


今回は払い下げ品をベースに角パイプを接続。

内部の電動給弾マガジンは端部をカットしてこんな感じで内蔵されます。


下のスペースにはストックから移設されたリポバッテリーが収納。

マスバランスが低重心化され、ストーナー本体を持った時の安定性が高くなると言うおまけ付きです。


今回はハードリコイルカスタムではないのでフィードカバー内は空洞、、、

こちらにROF(サイクルコントロール)機能が内蔵された高機能なGATE MERF3-2 FETが搭載されます。


現在だとVER.2メカボックスのトリガーユニットに丸ごと差し替える高機能なFCU、GATE ASTERⅡでもメカボ内蔵となるので良いです。

各種プログラミングがスマホ画面でできるのでかなり楽で、FCUとしてはエントリークラスながらかなりの高機能。


こちらはヨウスニクス定番カスタムでも一番人気のJefftron Leviathan V2 Optical。

価格は高価ですがスマホアプリから様々な設定やデータが取れたり割り当て可能な外部入力、外部出力パターンが基板にあるのでココから個別に電動給弾電力を割り当てて設定なども可能です。
(すごい、、、)


今回はサイクルコントロールがメインなのでメカボは基本的に送られてきたそのままの状態。


前回アップしたG&P AR15系電動ガン同様、メカボ内パーツは以下の交換がお勧めです。


標準のM100、M120モーターは全体的にトルクが細くあまり良いとは言えません。

やはり国産のEG1000モーターがベーシックです。

G&Pはモーターコネクターの固定方法が違うのでEG1000への交換時には配線のコネクターも変更が必要。

個人的には専用工具でしっかりカシメて仕上げにハンダを流し込めば完璧です。

(G&Pはケーブル長が短いので厳しい場合はケーブル延長も必要)


電動ガンで一般的な減速比は18:1ですが、G&Pノーマルギアは約20:1だったりショートストロークピストン仕様だったりと、トルクの弱いモーターに合わせた特殊なバランスとなっています。

また、軸が折れやすく焼結MIMギアなのでここはスチール切削ギアへの交換がお勧めです。
ストロークのバランスも考えてピストンも交換しフルストロークに戻す前提で、もしショートのままならセクターギアは歯をカットする必要があります。

ピストンヘッドは強固にネジ部が接着されて分解がほぼできないのでピストン交換時にはヘッドも必要。

吸排気系の精度に一番直結する重要な部品なのでここだけは国産品、それも精度が非常に高い知る人が知る老舗メーカーKM企画さんのPOM切削ヘッドがコスパが高くお勧めです。

G&Pノーマルメカボで使われている軸受は8mmの大径タイプですがその大きさでもベアリングでは強度的に不安。

こちらでは1年使用するとセクターギアのベアリングが痛み始めて回転が悪くなってくるので強化が必要です。


上記のものはステンレス製ですが、、、

ヨウスニクスのパーツブランド「MOD」より新製品となる「サイレントダンパー軸受け」が近日販売予定です。



こちらの軸受なら強度も高く回転もスムーズ、衝撃を吸収し作動音の吸収もしてくれると言うハイブリッドな軸受けです。

(KM企画様共同開発、真鍮製アウターリング設計なのでメカボとの接着結合も完璧)

皆様、、、乞うご期待!


と言う事で電動マガジン自体は電圧可変基板も組み込みつつ、下側にオフセットされた分給弾パイプもまとめて長いものに交換。


フィードトレイに溝を掘り


FETはここに固定


ベルトリンクダミーカートはこのように加工して引っ掛けて


バッテリーケーブルはここまで伸ばします。

そうしたらあとは蓋を閉めて、、、


完成!

下に長くオフセット搭載されたスネイルコンテナがコケティッシュなイメージとなりますがこれがまた魅力のひとつです。

一説ではスネイルコンテナ内に150発、露出した弾薬部はたるませ気味で20発で合わせると合計170発撃てて装弾数命のSEAL隊員には大好物な仕様だったのではないかと、、、


反対側から見るとトイガンでは考えられない位置までスネイルコンテナが下げられています。

このレイアウトで手にした時の安定感はかなりのもので、実物の150発フルロードされたスネイルコンテナではさらに重心が下がったものと思われます。


レフトフィードのM63マシンガンではなくライトフィードのMK23がベースなので今までにないイメージとなります。


ダミーカートが露出するのでMK23を知ってる人になるほど「この仕様は!」と言うレアウェポンとなります(笑


と言う事で最後は屋外試射!

外に持って行ってもヒールっぽい、ローカル感も漂うスネイルコンテナ仕様に思わずニヤけます。


アウターバレルの最適化なども行なっているのでフロント部も良い感じです。

コッキングハンドルはヨウスニクス製で初期のロングタイプ。

長めなので逆にこの仕様にはバランスが良さそうです。


MERF3.2FETは標準でアクティブブレーキ(電磁ブレーキ)が搭載されているのでトリガーオフ時はすぐにモーターが止まるので撃ち味がタイトな感覚となります。

1960年代に設計されたマシンガンですがトイガンでは内部カスタムによって第一線のサバゲでも最新のトイガンと互角に渡り合える性能が出せるのがたまらない世界です。

(本体が重いのはその分、足腰や戦略でカバー)


ストーナーはメーカー休業という事でどんどん絶版になってきますので欲しい方はお早めの入手をお勧めします!