たぶん日本初子どもが体験して学ぶ『解剖学&医学』イベント開催しました。
住まいと介護研究所(住介研) 所長で理学療法士の谷口昌宏さんを招いて、子どもたち見て触って体感して!からだのひみつを大発見♪自分のからだなのに、意外とからだの事って知らないことだらけ。満員御礼の中、子どもたち楽しく学んだ1日でした。
今日は超内容盛りだくさん!実際に医療に関わる方でも、なかなか触る機会の少ない医療器具を使わせてもらったりと、豪華なラインナップ
①人体模型を使って解剖してみよう!
②聴診器で心音呼吸音を聴いて脈に触れて。ぼくたちは生きている!
③等身大の骸骨標本に触れて骨の仕組みを知ろう!
④胸骨圧迫(心臓マッサージ)を体験してみよう。心臓が止まると脳に血液が流れない?
知的好奇心大爆発の子どもたち、すべてのカリキュラムに興味津々でした。
当日のレポートをお届けします。
①人体模型を使って解剖してみよう!
3チームに分かれてLet's探究。肝臓、腎臓、胃に小腸大腸。からだの臓器を実際に手に取りながらスライドも使ってそれぞれの働きを学びます。子どもでもわかりやすいように、おもしろ話も加えて進めて下さるので、子どもたちさらに印象に残りました。
4年生の女の子「盲腸って盲腸を切るんじゃなくて、その先にある虫垂って場所を切るって知らんかった!」
食べ物がうんこになるまでの旅も教えてもらいました。💩
「え!赤ちゃん入ってたで。こんなところにおったん?!」解剖を進める中で発見もありました!
「問題!大人の小腸はどのぐらいの長さでしょうか?」「小腸を取り出してみましょう!」するするする~笑
なんと約5メートル。このぐらいの長さがおなかの中にしまわれてるんやで~
「えー!!そうか折りたたんであるんか」実際の長さを目にすると、改めてビックリですね!
②聴診器で心音呼吸音を聴いて脈に触れて。ぼくたちは生きている!
続いては聴診器を使って心音呼吸音を聞いてみます。
おもちゃではなく、今回使用するのは実はめちゃ高価な聴診器。実際に医療に関わる方でも、なかなか触る機会の少ない医療器具だそうです。
「ドクン、ドクン、ドクン」とても大きな音で心音が響きます。心臓は体全体に血液を循環させるポンプの働きをしていて、1分間に60~80回収縮し約5リットルの血液がからだ中に送っている話、1日約10万回一生の間には40億回以上も、寝ずに鼓動してくれている、もちろん止まってしまうと…。そんな話に改めて感心していました。
2年生の女の子「なんか2階で誰かが走ってる音見たい」(めちゃ素敵な表現やん)
いや、それの心音聞こえたら怖いで笑
Theセルフ聴診器!
③等身大の骸骨標本に触れて骨の仕組みを知ろう!
続いては『骨』へと学びを進めます。人間の手と足の骨の仕組みは同じなのはなぜでしょう?人間の骨は小さいのも数えると何個あるでしょう?背骨は何個の骨でできている?「はい!はい!はーい!」子どもたち好奇心がからだを追い越していました。
2年生男の子「キリンの首の骨と人間の背骨の骨の数は同じなんやで!」
4年生男の子「見て!足こんな感じなんやな。こんなにいっぱいの骨の数があるん!?」
2年生女の子「骨が怖い~。トイレ行きたいけど誰か付いて来て~」
ぎゃー!脳みそを取り出したでー!
骨盤、股関節、ひざにアキレス腱、人間の骨ってプラモデルみたいにうまい事組み立てられてるんやな~驚
実際に手にして初めて感じる事、発見する事も多いですね。
④胸骨圧迫(心臓マッサージ)を体験してみよう。心臓が止まると脳に血液が流れない?
最後は蘇生法人形の命を救えるか?!胸骨圧迫を体験します。
心臓が止まるとどうなる?「わかった!脳や体に酸素や血液が送られなくなる」「そう!その為に胸骨圧迫がありますよ。そんな場面に出会ったら勇気を出してプッシュ♪」
今回のイベントではもりだくさんの体験を通して様々な事を感じ学んだ子供たち。貴重な体験を自分自身で作り上げ経験値にした子どもたち。何か1つでも興味が強く心に残れば、ここからは自分の力ででさらに探究を進めるチャンス!
子どもたちは大きくなる間に、知らないもの、わからないもの、美しいもの、気持ちが悪いもの、不思議と思うもの、おもしろそうと思うもの、数えきれない程たくさんのものに出会います。
その時生まれる「もっと知りたい!もっと調べたい!」興味や好奇心を大切にして様々な角度から考えを深めて欲しい。
そして、やる前から「これはこうだ」と決めつけず、何か1つの考え方が正しと思わず、たくさんの経験の中から答えは自分の中で生み出し行ってくださいね。
「勉強はしないといけないものでは無くて、したいと思うもの」と言う言葉がありますが、まさに、この先何歳になっても好きな事を勉強しようと思えはいくらでもできます。
好きな事、興味のある事はとことん探究して行きましょう!
YOSIN学院